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大口投資家の動向は?「円ネットショート約17年振りの水準まで増加」【最新IMMポジション】2024/4/15

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート4週連続増加

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング増加に転じる

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート4週連続増加】
4月9日時点で円のポジションは、ドルに対して16.2万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングが取り崩され、ショートが積み増されたことから、ネットショートは前週から約1.9万枚増加し2007年6月以来の水準となった。
期間中のドル/円相場は、米3月雇用統計など力強い米労働関連指標の結果を受けて底堅く推移するも、日本政府・日銀による円買い介入への懸念も強く152円手前では上値が重かった。
それでも、政府・日銀による円買い介入では円安の流れを止められないとの見方が強いようで、投機筋は円の先安観をいっそう強めているようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング増加に転じる】
4月9日時点でユーロのポジションは、ドルに対して3.3万枚の買い越し(ネットロング)。
ショートが大きく取り崩されたことで、ネットロングは前週から約1.6万枚増加。
期間中のユーロ/ドルは、ユーロ圏の3月消費者物価指数(CPI)が市場予想以上に低下したことなどから、欧州中銀(ECB)の利下げが米連邦準備制度理事会(FRB)よりも早くなる可能性が高まったものの、11日のECB理事会を前に1.08ドル台へと小反発した。
いずれにせよECBは6月に利下げを開始するとの見方が強まる中、投機筋のショートカバーがユーロの小反発につながったと考えられる。


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IMMポジション


「為替チャート|ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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