
11日の香港市場は軟調か。前日のNY市場は主要3指数がそろって下落。注目された米3月消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったことで、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が大きく後退した。CMEのフェド・ウォッチが示す6月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率は前日の57%から19%に大きく低下。最初の利下げ予想は9月に後ずれし、年内の利下げ回数はこれまでの3回から2回となった。米10年債利回りは前日の4.36%台から4.54%台に上昇している。
また、ハンセン指数は前日まで3日続伸し、心理的節目の17000ポイントを回復すると、終値で昨年11月28日以来およそ4カ月ぶりの高値を付けており、利益確定の売りが相場の重しとなりそうだ。
一方、きょうは中国の国家統計局が日本時間午前10時30分に3月の物価統計を発表する。市場コンセンサス予想はCPIが0.4%上昇、生産者物価指数(PPI)は2.8%下落。また、12日には貿易統計、16日には国内総生産(GDP)など主要経済指標の発表が相次ぐ予定で、様子見ムードが強まる可能性もある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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