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ユーロ/円 上値追いの可能性を感じさせる・・・

今週の注目通貨ペアはこれだ!

 


■  ユーロ/円 上値追いの可能性を感じさせる・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の引け味が悪かったことから下値模索の動きが予想されましたが、ドル円と同様に週初から全く下がらず、週末にかけて上値を試す展開、最終的に162円台に乗せての越週となっています。先週、こんなところまで戻すのなら、先々週にあんな売り方をしなければよいのに・・・という感じがしますね。
移動平均線は、短期が大きく下落しています。もちろんこれは、先々週の実体線の下落を反映したものですのであまり大きな意味は持っていません。逆に、先週の戻りで実体線が中期の移動平均線を捉えた点は高く評価の対象としてよいと思います。今回の下落でも実体線は長期の移動平均線水準まで至らず、逆に戻りが早かったということで、今後の上値追いの可能性を示唆しているのではないでしょうか。
今週は、売り買いどちらという観点で言うと、買い先行スタンスで臨みたい感じがしています。やはり、先々週の下落局面のチャートの悪さを先週1週間かけて一気に払拭した点は大きく、売りスタンスを取る積極的な理由が見当たらないという風に感じます。先週金曜日の陽線も勢いを感じさせますし、安定的に中期の移動平均線水準を維持できれば、上値追いの可能性を十分に想定させる値動きへの発展が見込めるような気がします。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 下落余地はかなり小さくなったか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の動きを考えると下押しが予想されましたが週初から全く下がらず、火曜日以降は連続陽線で値を戻す 展開へ・・・週末の金曜日には一気に149円台まで駆け上がる動きとなりました。こうなると、「動いていないわけではない」のですが、その動きに一貫性がなく、なかなか付いていくのは大変・・・というのが実感です。
今週は、少し買い先行スタンスで臨みたい感じがしています。先週後半の戻りはかなり強烈で、チャート上にもインパクトを残すものとなっていますし、MACDも反発傾向、実体線が中期の移動平均線水準をゲットできれば全値戻しの可能性も見えてくるのではないでしょうか。再び揉み合い相場へ回帰する可能性ももちろんあるわけですが、とりあえず先週後半の上伸力に期待してみたいところですね。

■ ポンド/円 下値切り上げは売り方に厳しいかも・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。ドル円・ユーロ円と同様、先々週の引け味が悪かっただけに下落シナリオを想定していましたが、下を叩く向きはほとんど見られず、火曜日以降は陽線の連続出現で戻して190円台に突っ掛ける場面も見られました。これでは元の木阿弥・・・下落に対する圧力はいったん減退したと認めざるを得ず、買い方が息を吹き返す可能性を想定する必要が生じているように思います。
今週は、買い先行スタンスで臨まざるを得ないところです。2月下旬の戻り高値まであと1円ちょっとという距離感を考えると、その気になれば1日で戻り高値奪還が可能な値幅ですし、先週後半の動きを見るにつけ、積極的に売りスタンスを取る理由が見当たらないように思うのです。ボリンジャーバンドの幅が広がりを見せていない点は相変わらずですが、だからと言って上値が重い理由には直結しないような気がします。

■ オージー/円 上値への未練が感じられるか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の引け味が悪かったことから下値不安の小さくない週初でしたが全く下落の勢いを感じさせることなく、火曜日以降もどちらかと言うと売り方の買い戻しが先行しました。他の対円の通貨ペアと比較すると、やや独自の動きとなっていますが、それでも下を叩く向きが見られなかったという点は共通していて、売り崩しに失敗したような形での越週となっています。
今週は、やや買い先行スタンスで臨みたい感じがしています。先週を通じて徐々に下値を切り上げている点、また、週末に実体線が高く引けた点を考えると、実体線が安定的に中期の移動平均線水準を捉え、その後に上値追いの動きに発展する可能性を十分感じさせるような気がしています。少なくとも売りスタンスを積極的に取る理由は見当たらず、時間の経過は買い方に有利に働くのではないでしょうか。

■ ユーロ/ドル 長期の移動平均線に全て収束するのか・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。水曜日に高く引けて3月7日の戻り高値に肉薄した時点では、どうも上値追いの動きに発展する可能性が高いのでは・・・と考えましたが、木曜日の陰線で買い方の夢は一気に打ち砕かれ、金曜日も 木曜日の引けのレベルで上下動を続けていましたので、これはいったん、上値追いの勢いが潰えたと考える必要があるような気がしています。
今週は、様子を見るよりなさそうです。先週木曜日の陰線の出現にもかかわらず、チャートが崩れた感は全くありません。ただ、買い方の夢が途切れた一方で売り方の復活とまでは言い切れない状況ですし、何より実体線と3本の移動平均線が収束へ向かいつつある状況を考えると、ここで無理してリスクテイクする必要を感じないのです。「次の一手」を見極めたいところですね。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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