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【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-25日線上の陽線があすの反発につながるか

日経平均株価は小幅続落。序盤は前日まで下げの勢いが続く場面もあったが、一目均衡表の基準線(38163円 3/12)を下値で意識して下げ渋る展開となった。後場は下げ幅を縮小する展開となり、25日移動平均線(38514円 同)上で4日ぶりの陽線を形成して終えた。
 RSI(9日)は前日41.5%→41.7%(3/12)に横ばい。ピークアウトから50%を下回るまで沈静化が進んでおり、弱気局面を示唆する水準である。前日の段階で直近安値である2/29の終値39166円を割り込んでおり、調整が長引く可能性が高まった局面である。一方、25日移動平均線の上昇が続いていることで、きょうの陽線があすの自律反発につながるかが重要なポイントとなる。反発が生じた場合の値幅の大きさによっては、高値保ち合いか、一段安につながるかの今後の判断材料にもなりえよう。
 終値ベースでみた上値メドは、5日移動平均線(39399円 同)、心理的節目の40000円、直近高値となる3/4の終値40109円、2023年7月高値から同年10月安値までの下落幅に対する3倍返しとなる40207円などが考えられる。
 一方、短期的な下値の目安は、心理的節目の38000円、2/14高値 37825円、心理的節目の37500円、心理的節目の37000円などがある。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ