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米国株は全体では落ち着いた動きであったが、エヌビディアのほか、アーム、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、マイクロン・テクノロジーなど半導体株の多くが大幅安となっており、日本株はこれを嫌気した売りに押されると予想する。ドル円の円高基調が続いていることも懸念材料となる。本日、米国では2月のCPIが発表されるが、米長期金利が上昇すれば半導体株に、金利が低下すればドル安・円高が進んで自動車株にネガティブな影響が想定される。きのうは前引け時点でTOPIXが2%を超える下落となったものの、日銀のETF買いは入らなかった。きのうの大幅安でセンチメントが悪化する中、米CPIの発表を前にリスク回避姿勢の強い動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは38400円-38700円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ