日経平均株価は大幅反落。ギャップダウンスタートから39000円を割り込み、安値（38496円）では38500円も割り込んだ。一方、25日移動平均線（38408円、3/11）は割り込むことなく反転し、終値（38820円）は安値から300円近く水準を切り上げた。
RSI（9日）は前日64.0％→41.5％（3/11）と急低下。ピークアウトが鮮明となった。2/29の終値39166円を割り込んでおり、値幅調整につながる可能性も出てきた。下値では25日移動平均線が意識されたように見えるだけに、これがサポートとして機能するかがあす以降の焦点となる。
終値ベースでみた上値メドは、5日移動平均線（39659円 同）、心理的節目の40000円、直近高値となる3/4の終値40109円、2023年7月高値から同年10月安値までの下落幅に対する3倍返しとなる40207円、心理的節目の40500円、2023年12月安値から1月高値までの上昇幅を1月高値からの上昇幅とみた40785円などが考えられる。
一方、短期的な下値の目安は、心理的節目の38500円、25日移動平均線、心理的節目の38000円、13週移動平均線（36643円 同）などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
