前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
6日、米2月ADP雇用統計が市場予想を下回り、米10年債利回りの低下を受けてドル円は149円半ばまでレベルが低下。その後、注目されたパウエルFRB議長の下院での議会証言は、「利下げにはインフレに関するさらなる確信が必要」との見解を示し、当面はデータを見極める従来通りの姿勢を強調した一方、「年内のいずれかの時点で利下げが適切になる可能性が高い」との考えを示し、ドル円は売買が交錯。一時、149.643円まで上昇後、パウエル議長の発言がハト派と受け止められたほか、米1月JOLTS求人件数が市場予想を下回ったこともあり、NY時間中盤にドル円は149.095円まで下落した。売り一巡後は、地区連銀経済報告(ベージュブック)で景気判断が上方修正されたため、ドル円はNY時間終盤に149.470円まで値を戻した。
本日アジア時間、本邦1月毎月勤労統計が市場予想を上回り、さらに中川日銀審議委員の発言や本邦30年債の入札が弱めの結果となったことで債券先物は下げ幅を拡大、日米金利差縮小で、ドル売り・円買いが進行、ドル円は148円前半へ下落している。
中川順子審議委員は島根県金融経済懇談会で経済・物価情勢は2%物価目標の実現に向けて「着実に歩を進めている」と発言した。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
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