今晩は堅調か。昨日はダウ平均とS&P500が小幅ながら3日ぶりに反発した一方、引け後に決算発表を控えるエヌビディアが下落し、ナスダック総合が3日続落した。午後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、インフレ鎮静化に確証が持てるまで利下げを急がない姿勢が示され、特段のサプライズは無かった。注目された引け後のエヌビディアの11-1月期決算は予想を上回る大幅増収増益となり、2‐4月期についても予想を上回る売上高見通しが示された。株価は時間外で一時4%超下落する場面もあったが、その後反発し、終値比で9%超上昇した。
今晩の取引ではエヌビディアの大幅高が見込まれ、半導体などのハイテク株を中心に堅調か。経済指標では新規失業保険申請件数、2月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI速報値、1月中古住宅販売件数などが発表されるほか、ジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁の講演なども予定されており、足もとの景気動向や利下げを巡る要人発言にも要注目か。
今晩の米経済指標・イベントは新規失業保険申請件数、2月製造業・サービス業PMI速報値、1月中古住宅販売件数など。このほか、ジェファーソンFRB副議長、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁の講演なども予定されている。企業決算は寄り前にドミニオン・エナジー、モデルナ、ニューモント、引け後に ブッキング・ホールディングスなどが発表予定。(執筆:2月22日、14:00)
(越後)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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