![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/n/navimedia/20230712/20230712110527.png)
基本的にはタカ派傾向を持つドイツ出身のシュナーベルECB専務理事が「まだ仕事がある」として、警戒感を多少緩めつつあるものの依然として大きく利下げへ傾いてはいないだけでなく、ハト派とされるレーン専務理事兼チーフ・エコノミストも利下げは「近い将来ではない」としているため無風に終わる可能性がある。
警戒しつつもECBのトピックをこなしながら、序盤に10-12月期米コアPCE価格指数や、前月や市場予想からの振れが大きくなることもある米耐久財受注額の12月分発表なども控えるNYベースでの動意に向かっていくことになるとみる。
想定レンジ上限
・ユーロドル:日足一目均衡表・基準線1.0981ドル。
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.0784ドル前後で下支えとなりそうな90日移動平均線付近。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ