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一方、中国国家統計局が17日発表した23年10-12月期の実質国内総生産(GDP、速報値)成長率は前年同期比5.2%となり、伸び率は7-9月期(4.9%)から加速したが、前年同期が新型コロナウイルスの流行で低水準だった影響も大きく、中国の景気減速が意識される結果となった。ただ、上海総合指数は前日に終値で20年5月25日以来、約3年8カ月ぶりの安値水準まで沈んでおり、景気対策や相場対策への期待感は強い。
17日のNY株式相場は主要3指数がそろって下落。注目された米12月小売売上高が予想を上回る強い結果となったことで米10年債利回りが上昇し、早期利下げ期待が後退したことが重しとなった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)やアリババ集団(09988)、百度(09888)などが香港終値を上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ