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注意しなければならないのは、流動性が乏しいなか、ある程度まとまったフローが出てきた場合に特段の材料を伴わなくとも相場が上下へ振れる可能性がある点。追随すると高値を掴んだり、安値を売り込んでしまったりしかねない。判断できないまま値動きを追うことは避けたい。
先週末の米卸売物価指数(PPI)が弱く、3月19-20日の連邦公開市場委員会(FOMC)における0.25%の利下げ確率が75%台へ高まったなかでも、本日はロンドンタイムに入って足もとでドル買い戻しが進むといった捉えどころのない動きになっている。手が出しにくい状態といえる。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、昨年12月11日高値146.59円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、オセアニアタイム安値144.88円。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ