東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均とナスダックが上昇し、S&P500が下落した。ダウ平均は15ドル高の37711ドルで取引を終えた。2023年12月の米消費者物価指数(CPI)が強めの結果となり、インフレ長期化への警戒から一時200ドル超下落した。しかし、押し目では買いが入って持ち直し、終盤にプラス圏に浮上した。ドル円は足元145円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて45円安の35205円、ドル建てが10円高の35260円で取引を終えた。
強いCPIを米国マーケットは冷静に消化した。株が小動きにとどまっただけでなく、債券市場で10年債利回りは低下した。CPIが米国の長期金利上昇や株安につながることが短期的なリスクであっただけに、そうならなかったことは日本株にはポジティブな流れ。売りを出す理由が乏しく、米3指数の引け味が良かったことを好感した買いが入ると予想する。国内ではファーストリテイリングの1Q決算が前年同期比25%営業増益と好調であった。日米とも月後半から決算発表が多くなることもあり、業績期待の買いが指数を上に押し上げるだろう。日経平均の予想レンジは35000円-35550円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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