東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は10ドル高の37440ドルで取引を終えた。序盤には200ドル超上昇する場面もあったが、上値は重く失速する展開。12月ADP全米雇用報告や前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い結果となったことを受けて長期金利が上昇しており、ナスダックは概ね軟調に推移した。ドル円は円安に振れており、足元144円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて55円高の33285円、ドル建てが95円高の33325円で取引を終えた。
米国株は3指数とも引け味が良くなかった。一方、円安は日本株をサポートする。全体では好悪材料が入り交じり、方向感が出づらいと予想する。本日は米雇用統計の発表を控えており、かつ、東京市場は三連休前で様子見姿勢が強まりやすい。物色面では、半導体株にはナスダック安が逆風となる一方、自動車株には円安が、金融株には米長期金利の上昇がそれぞれ追い風となる。きのうの大発会は日経平均は下落し、TOPIXは上昇したが、きょうもTOPIXが相対優位となるだろう。日経平均の予想レンジは33150円-33450円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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