と~っても忙しい人に、まんがでお届けするFX。
今回おさえておきたいネタはこれだ!
2024年のドル円予想を聞いちゃいました(後編)
・ひろぴー氏が予想!2024年のドル円&注目ポイント
・岩田仙吉氏が予想!2024年のドル円&注目ポイント
・戸田裕大氏が予想!2024年のドル円&注目ポイント
まとめ
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2024年のドル円&注目ポイントを聞いちゃいました(後編)
- みなさま、お待たせいたしました!
「ドル円大予想!2024年の注目ポイントをFXのプロに聞いてみた」の後編がスタートなのだ~ - 前編では「今井雅人さん」と「バカラ村さん」の2024年のドル円相場の行方や注目ポイントについて聞いたんだよね!
後編では新たに3名のお話しを聞けるんでしょ?アツーい!!
前編はこちら
- 後編ではどんな注目ポイントが聞けるのかな!?それでは早速いってみよー
ひろぴー氏が予想!
2024年のドル円&注目ポイント
- まずは、毎週水曜日(原則)のレポートやセミナーでもおなじみのひろぴーさん!
- よろしくお願いします
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
📰レポート【ひろぴーの実践!FXトレードストラテジー】はこちら ≫
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- それでは早速、ひろぴーさんの予想した2024年のドル円相場がコチラ!(ダダン!)
- ひろぴーさんお馴染みの円高予想だ
- ちょっと願望もありますが……海外に行くとやっぱり「日本貧乏になったな」っていうのを結構強烈に思うんです
その反動もあって来日する観光客も増えているので、やっぱり全体的に円が売られすぎ感があるなというのを何となく感じています
この反動が多少入るかなーと - もし円安の反動が起こるとしたら、どのタイミングなんだろう?
- それはやっぱり世界各国が政策金利を引き下げるタイミングです
逆流相場って言うんですかね、大体為替ってオーバーシュートするので、どこかのタイミングで115円~120円くらい行くんじゃないかと思ってます - そんなひろぴーさんの2024年の注目ポイントが、コチラ!!(ダダン!)
※リセッションとは景気が後退して不況に陥るまでのこと
- 確か昨年もリセッションを懸念していたのだ
- 2024年もリセッションを意識したトレードを心がけるといいかなと思っています
その中でも、ドル円ではないですがユーロ円のショートが一番面白いかなと - ついにユーロ圏の景気後退がやってくるってこと?
- やっぱり全体的にすごい勢いでインフレ率が下がってるイメージはあります
経済指標を見ていると、明らかに下がってるのはヨーロッパなので、十分利下げの要素は整ってきていると思います
次にECBのメンバーがどういう発言をしてくるかにも注目していて、僕は今一番ユーロ円のショートポジションを持っています - ひろぴーさん、どうもありがとうございますなのだ~
岩田仙吉氏が予想!
2024年のドル円&注目ポイント
- つぎにお話いただいたのは、毎週月曜日(原則)のテクニカル分析レポートやセミナーにも出演いただいている岩田仙吉(いわた・せんきち)さん!!
- よろしくお願いします
株式会社タートルズ代表/テクニカルアナリスト
2004年、東京工業大学から一橋大学へ編入学。専門は数理経済学。卒業後、FX会社のシステムトレードプロジェクトのリーダーになり、プラットフォーム開発および自動売買プログラムの開発に従事。その後、金融系ベンチャーの立ち上げに参画。より多くの人に金融のことを知ってほしいと思い金融教育コンテンツの制作に集中するために会社を創業。現在は、ハイリスク・ハイリターンの投資手法ではなく、初心者でも長く続けられるリスクを抑えた投資手法を研究中。
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- それでは早速、岩田さんの2024年の注目ポイントを見てみるのだ~ コチラ!(ダダン!)
- 日銀のマイナス金利の修正が1月に起こるか4月に起こるか、それともやるのかやらないのかっていうところがポイントだと思います
- 確かに、日銀の金融政策の変更がいつあるのかは、みんな気になっているところだよね
- FRBは利下げをやっていく方針を出していますので、あとは日本が利上げをするかどうか
それによって、ドル円相場の方向性がより急になるのか、横ばいになるのか、そういうのが決まってくると思っています - そんな日銀の政策変更の行方が気になっている岩田さんの2024年のドル円相場予想はコチラ!(ダダン!)
- ひろぴーさんよりちょっと下値予想が高めだね
- 2024年の1月には下値に到達しちゃうかもしれませんよ~?笑
- 確かに、2023年もドル円が底をついたのは1月でしたね笑
- ドル円はドル安・円高で127円~140円って予想しているけど、チャート上で見ておくべきポイントみたいなところはある?
- 実は、ドル円の月足か週足を見ていただくと、ダブルトップを形成しているんです
【ダブルトップとは?】
ダブル・トップは転換型のチャートパターンで、上昇トレンドの終わりを分析。
2つの高値がほぼ同じ価格で推移するのが特徴的です。
またネックラインも重要なポイントです。2つの高値がほぼ同じ価格で推移してもネックラインを下回らなければ、ダブル・トップの完成とは言えません。価格がネックラインを下回ったときにダブル・トップが完成となり、上昇トレンドが終わったと分析します。
- ここからどこまで下がって、ストンと抜けるのか
ポイントはちょうどネックラインになる127円前後を下抜けるかどうかだと思っています - そうしたら、ドル円はこれからどんどん下落していくのかな?
- 日米の金利差が依然として実質的にあるので、まずドル円は横ばいになっていくかなって思ってます
そこで、異次元の金融緩和の修正があるとストンと下に抜ける
それこそ、ひろぴーさんのドル円予想に近づいていくのかなと考えています - よろしくお願いします(懇願)
- 2023年安値の127円前後のネックラインが肝になりそうだね
- ちなみに、岩田さんは日本の金融政策が変更になるのはいつだと思うのだ?
- なかなか慎重に政策変更していくような気がしてるので、2024年の4月の金融政策決定会合だと思ってます
- なるほどなのだ!岩田さん、どうもありがとうございますなのだ~
戸田裕大氏が予想!
2024年のドル円&注目ポイント
- 最後に、外為どっとコムの動画やセミナーでおなじみの戸田裕大(とだ・ゆうだい)さん!
- よろしくお願いします
2007年、中央大学法学部卒業後、三井住友銀行へ入行。10年間外国為替業務を担当する中で、ボードディーラーとして数十億ドル/日の取引を執行すると共に、 日本と中国にて計750社の為替リスク管理に対する支援を実施。2019年9月CEIBS(China Europe International Business School)にて経営学修士を取得。現在は法人向けにトレジャリー業務(為替・金利・資金)に関するサービスを提供するかたわら、為替相場講演会に多数、登壇している。著書に『米中金融戦争─香港情勢と通貨覇権争いの行方』(扶桑社/ 2020 年)『ウクライナ侵攻後の世界経済─インフレと金融マーケットの行方』(扶桑社/ 2022 年)。
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- それでは、戸田さんの予想した2024年のドル円相場がコチラ!(ダダン!)
- 上期は6月末くらいで139円、下期は12月末とかのイメージで143円と予想しました
場合によっては、下期には円安の方に戻しちゃっててもおかしくないかなって思っています - なぜ2024年の下期には円安に戻るって思うの?
- そもそも日本が弱いですよね
変えようって思っている人もいるんですけれど、やっぱり変わらないところもあるのかなと
変わらないんだったらトレンドも変わらないよね、ということがまず一つです - なるほど
- そんな国が本当に円高になるのかなっていう疑問もありますが……
その上で、上期は「ドル安と日本の金利の正常化」が必要だと思うんです
この機会を逃したら、日本も正常化できない可能性があるので、やると思うんですよね
それで、どこまで行くかだと思います - そうなると、2024年の上期では結構円高が進行しそうな感じ?
- 135円ぐらいが下かなと思っています
昨年の安値が127~8円前後なんですが、そこまではいかないと思っています
行っても130円台の前半ぐらいまでかなと
そこからふわっと戻ってくるんじゃないか、ということですね - 日本の金利も気になるけど、2024年のアメリカの金利動向もドル円に大きな影響を与えてきそうなのだ
- そうなんです、コロナ後のアメリカ経済がめちゃめちゃ強いんですよ
本来はアメリカが金利をぐっと引き上げたことで需要が減るはずなんですが、パウエルFRB議長が「コロナ後に新たな需要が出てきている」というような表現しています
そういうのをアメリカがうまく取り込んじゃっているので、アメリカの金利はそんなに下げられないんじゃないかなっていうのを考えています
なので、2024年の後半で日本は再緩和観測みたいなのが出始めたり、アメリカはまた利上げ観測が出てくる
そういうような相場をイメージしています - 市場では2024年にアメリカは6回ぐらい利下げするかもと予想(※2023年12月15日時点)されてるけど、戸田さんは年半ばから後半に、もしかしたら利上げの話が出てくるかも、ということなのだ
- あと、長期金利って政策金利を先に読んで動いてくるんです
なので、利上げが実際に起こるよりも先に長期金利の差は拡大していきます
つまり実際の利上げが起こる前に先行して、日米長期金利が開くということですね
それにつれてドル円も動くイメージでいます
アメリカが想像以上に強い可能性というのは十分警戒しておいた方がいいと思ってます
- 戸田さん、ありがとうございますなのだ!
そして、戸田さんの2024年の注目ポイントが、コチラ!!(ダダン!)
- もちろん、日米の景気・金利差っていうのが一番重要なんですが、今回は台湾有事を挙げました
2023年ではロシアによるウクライナ侵攻と、中東イスラエルとガザ地区の戦争がありましたよね
これによりインフレが高い時期が続いていますので、過去にあったように「不景気になると外に目を向ける」ということをやると思うんですよね
そこで世界が一番警戒しているのが、この台湾有事だと思います - えー、戦争とか、そういうことがまた始まっちゃうってこと?
- 台湾有事って言うと、ノルマンディー上陸作戦みたいに船で台湾を囲んで皆で乗り込んでいくみたいなものをイメージされるかもしれませんね
ただ、恐らく中国がやりたいのは「戦わずして勝つ」みたいなことで、そういうことを目標にもう動いているんです - ほうほう
- どこも相当警戒しているので、これは頭の片隅には入れておきたいですね
1年間っていう相場で見た時に、金利差で語れない動きみたいなのが出てくる時があると思うんです
それが台湾有事なんじゃないかなという気がしています - 戸田さん、どうもありがとうございますなのだ~
まとめ
- 以上、計5名のFXプロの2024年相場見通しでした~
- みんなもこの記事を参考にしながら、2024年のトレード準備を整えてみてね!
- ということで皆様、本年も大変お世話になりましたなのだ
2024年もベレーちゃんをよろしくお願いしますなのだ~ - よいお年を~
前編はこちら
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FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
株式会社タートルズ代表/テクニカルアナリスト
2004年、東京工業大学から一橋大学へ編入学。専門は数理経済学。卒業後、FX会社のシステムトレードプロジェクトのリーダーになり、プラットフォーム開発および自動売買プログラムの開発に従事。その後、金融系ベンチャーの立ち上げに参画。より多くの人に金融のことを知ってほしいと思い金融教育コンテンツの制作に集中するために会社を創業。現在は、ハイリスク・ハイリターンの投資手法ではなく、初心者でも長く続けられるリスクを抑えた投資手法を研究中。
代表を務めるトレジャリー・パートナーズでは専門家の知見と、テクノロジーを活用して金融マーケットの見通しを提供。その相場観を頼る企業や投資家も多い。 三井住友銀行では10年間外国為替業務を担当する中で、ボードディーラーとして数十億ドル/日の取引を執行すると共に、日本と中国にて計750社の為替リスク管理に対する支援を実施。著書に『米中金融戦争─香港情勢と通貨覇権争いの行方』(扶桑社/ 2020 年)『ウクライナ侵攻後の世界経済─インフレと金融マーケットの行方』(扶桑社/ 2022年)。
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