東京市場は軟調か。米国株は上昇。ダウ平均は111ドル高の37656ドルで取引を終えた。12月米リッチモンド連銀製造業指数が市場予想を下回ったことなどから長期金利が大きく低下。株式には好材料と受け止められ、幾度か上値を抑えられる場面もあったが高値圏で終了した。米金利低下を受けて為替はドル安・円高に振れており、ドル円は足元141円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて150円安の33450円、ドル建てが105円安の33495円で取引を終えた。
米国株は3指数とも上昇したが、最も動きが良かったダウ平均でも0.3%高と小動きにとどまった。日本株は円高が警戒材料となって売りに押されると予想する。ここまで比較的落ち着いていたドル円が円高に傾斜したことで、年末年始に為替のボラティリティが大きくなることへの警戒は高まる。米金利低下と円高が進行する局面では、自動車株や金融株にネガティブな影響が想定される。日経平均はきのう大幅高となりながら、今回も年初来高値を更新できなかった。きょうは楽観に傾いた反動が大きく出てくるだろう。日経平均の予想レンジは33200円-33600円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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