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年内最終週の取引となる今週は、月曜日がクリスマスの祝日のため休場で、4日間の取引となるが、来年早期の利下げ観測などを背景に底堅い展開か。主要な企業の決算発表は来年1月中旬までないが、火曜日発表の10月S&Pケースシラー20住宅価格指数、12月ダラス連銀製造業景況指数、水曜日の12月リッチモンド連銀製造業総合指数、木曜日の新規失業保険申請件数、金曜日の12月シカゴ地区購買部協会景気指数などの経済指標が焦点となりそうだ。例年、年末の5営業日と新年の2営業日はサンタクロース・ラリーと呼ばれ、株高となる年が多く、史上最高値に迫ったS&P500の高値更新が期待される。一方、今年はダウ平均が年初来で12.79%高となったほか、S&P500が23.83%高、ナスダック総合は43.25%高と大幅に上昇した。相場の過熱感も強まっており、利益確定売りが強まることにも要警戒か。
今晩の米経済指標・イベントは10月S&Pケースシラー20住宅価格指数、12月ダラス連銀製造業景況指数な。企業決算は寄り前にペイチェックス、カーニバル、カーマックス、引け後にナイキなどが発表予定。(執筆:12月26日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ