7日の香港市場は前日のNY市場が下落した流れを引き継いで軟調に推移するか。8日に米雇用統計、9日に中国の物価統計がそれぞれ発表される予定で、様子見ムードも強まりそうだ。一方、きょうは中国の貿易統計が発表される予定で、結果によっては相場の波乱要因となる可能性もある。
ハンセン指数は前日に4営業日ぶりに反発したものの、約1年1カ月ぶりの安値水準とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが期待できそうだ。ただ、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは5日、中国の信用格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げると発表。中国側は財政部に続いて国家発展改革委員会や外交部も声明を発表し、長期的な安定成長の実現に向けて自信を示したものの、不動産企業の債務問題や地方政府の財務問題などを背景に景気減速への警戒感は依然として強い。
6日のNY株式相場は主要3指数がそろって下落。米11月ADP民間部門雇用者数や米7-9月期単位労働コスト改定値が予想を下回ったことを好感し上昇してスタートしたが、週末金曜日発表の米11月雇用統計を控えた様子見姿勢が強まったほか、11月からの大幅高でハイテク株中心に持ち高調整の動きも見られた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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