日経平均株価は反落。前日の高値（33556円）を上回る場面もあったが伸びきれず、前日の陽線に並ぶ十字に近い形状で終えた。
RSI（9日）は前日80.3％→75.3％（11/16）に低下。70％超の強気モメンタムが続いているが、いったんピークアウトを示す可能性も高い。
ボリンジャーバンド（20日線）では＋2σ（33629円 11/16）を意識した動きが続いた。基本は上目線のトレンドフォローとなる。11/6高値超えで目先のレンジを上放れたばかりでもあり、＋2σに沿って上値を伸ばす想定がメインシナリオか。
一方、6月以降の高値水準まで上昇したことで、RSIのピークアウトとともに目先の上昇一服も予想される。特に、あすの寄り付きがきょうの安値以下となる場合、11/15の上昇で開けたマド埋めに向けて押し目を探る展開になることが、ひとつのシナリオとして挙げられる。
上値メドは、6/19高値（33772円）、心理的節目の34000円、10/4安値から10/13高値までの上昇幅を10/13高値から上げた34580円処などが考えられる。下値メドは、33000円、10日移動平均線（32653円 同）、25日移動平均線（31914円 同）、10/25高値（31466円）、10/31高値（30973円）などが考えられる。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
