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【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-5日線上で目先の揺り戻しの範ちゅう

日経平均株価は反落。小さなギャップダウンのスタートとなり、下値を模索する場面もあった。だが、上昇が続く5日移動平均線(33085円 9/19)を下値で意識したほか、先週末の大幅高で開けたマドを埋め戻したあとは下げ渋る展開となった。
 RSI(9日)は前日63.0%→54.1%(9/19)に低下したが、50%超の水準で強いモメンタムを維持している。
 先週末の上昇で、7月以降で形成される高値と安値を切り下げるフラッグ型の保ち合いパターンを上放れたと判断。6月や7月につけた高値水準が射程圏に入った。
 一方、先に7/3高値(33762円)を起点に8/1高値(33488円)を通る右下がりの抵抗線(現在は「支持線」に変わっている)を上抜けた直後の揺り戻しの調整が目先的に入った。あすは5日移動平均線や支持線から再び上昇できるかが焦点となる。
 上値メドは、6/19高値(33772円)、2021年9月高値から2022年3月安値までの下落幅に対する1.5倍返しとなる33850円処、心理的節目の34000円処、34400円などが考えられる。下値メドは、10日移動平均線(32977円 同)、75日移動平均線(32619円 同)、25日移動平均線(32447円 同)、100日移動平均線(31948円)、8/25安値(31572円)などがある。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ