
今週は金融政策の見通しを巡り、20日に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まる。今会合ではFF金利誘導目標が5.25-5.50%に据え置かれることが確実視されているが、CMEのフェド・ウォッチでは11月FOMCでの利上げ確率が30%と、年内あと1回の利上げの可能性も意識されており、公表される声明文や経済見通し、メンバーの金利予想(ドットプロット)、パウエルFRB議長の記者会見が注目される。また、木曜日に英中銀、金曜日に日銀の金融政策決定会合もあり、金融政策ウイークとなる。このほかの米経済指標は火曜日の8月住宅着工件数、水曜日の新規失業保険申請件数、8月中古住宅販売件数、8月景気先行指数、金曜日の9月S&Pグローバル製造業・サービス業・総合PMI速報値など。決算発表はオートゾーン(19日)、ゼネラル・ミルズ、フェデックス(以上20日)、ダーデン・レストランツ、ファクトセット・リサーチ(以上21日)など。
今晩の米経済指標は9月NAHB住宅市場指数など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:9月18日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ