【週間イベント】
4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
目次
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
日銀会合後の植田総裁会見に注目
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
トルコ中銀、大幅利上げとなるか
北米(米国・カナダ)
重要イベント
9/19◎カナダ8月消費者物価指数
9/19◎OECD経済見通し
9/20☆FOMC政策金利
9/20☆FOMC経済・金利見通し
9/20☆パウエルFRB議長記者会見
9/21☆米新規失業保険申請件数
9/22◎カナダ7月小売売上高
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
19-20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利が5.25-5.50%に据え置かれる公算です。焦点は政策金利見通しで、従来5.625%(5.50-5.75%)としていた年末時点の予測に修正があるのか注目が集まるでしょう。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
9/19◎ユーロ圏8月消費者物価指数・改定値
9/19◎OECD経済見通し
9/20☆英8月消費者物価指数
9/21☆BOE政策金利
9/21☆BOE議事録
9/22◎英8月小売売上高
9/22☆独9月製造業PMI・速報値
9/22☆独9月サービス業PMI・速報値
9/22☆ユーロ圏9月製造業PMI・速報値
9/22☆ユーロ圏9月サービス業PMI・速報値
9/22☆英9月製造業PMI・速報値
9/22☆英9月サービス業PMI・速報値
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
英中銀(BOE)は21日に追加利上げに動く見通しです。ただ、英国景気の先行きが不安視される中、BOEメンバーの間で利上げを巡る見解が分かれ始めていることもわかってきました。次回11月会合に向けた政策スタンスがポイントになりそうです。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
9/19☆RBA議事録
9/19◎OECD経済見通し
9/20◎日本8月貿易統計
9/20◎中国人民銀ローンプライムレート
9/21☆NZ4-6月期GDP
9/22◎NZ8月貿易収支
9/22☆日本8月消費者物価指数
9/22☆日銀金融政策決定会合
9/22☆植田日銀総裁記者会見
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
全国紙に掲載されたインタビュー記事で植田日銀総裁がマイナス金利の解除に言及したことを巡り、市場では様々な思惑が交錯しています。21-22日の日銀金融政策決定会合では、植田総裁の会見に注目です。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
9/19◎OECD経済見通し
9/20◎南ア8月消費者物価指数
9/20◎南ア7月小売売上高
9/21☆南ア中銀政策金利
9/21☆トルコ中銀政策金利
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
トルコ中銀は、前回750bp(7.5%ポイント)もの大幅な利上げを行ないました。歴史的なリラ安と激しいインフレの連鎖を止めるために今回も500bpの利上げが予想されており、政策金利は30%の大台に達すると見られています。
新興国のイベント
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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