来週のドル円関連重要イベント
8月21日(月)からの一週間、ドル円関連の重要イベントは次のものが予定されています。
8/22(火):
【アメリカ】7月中古住宅販売件数
【アメリカ】8月リッチモンド連銀製造業指数
8/23(水):
【アメリカ】8月購買担当者景気指数(PMI、速報値)
【アメリカ】7月新築住宅販売件数
8/24(木):
【アメリカ】7月耐久財受注
【アメリカ】前週分新規失業保険申請件数、継続受給者数
8/25(金):
【日本】8月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)
【アメリカ】8月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
【アメリカ】パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
特に注目度が高いのは23日(水)の米7月新築住宅販売件数と、25日(金)のパウエルFRB議長の発言です。
23日(水)に発表される米7月新築住宅販売件数は、米商務省が全米の新築住宅の販売件数や販売価格などを調査して毎月公表している指標です。
新築住宅の販売は家具や家電など他の消費への波及効果が大きいことから、アメリカの景気の先行指標として注目されます。
また、来週後半にはジャクソンホール会議が開かれ、日本時間の25日23時過ぎからパウエルFRB議長の発言が予定されています。
ジャクソンホール会議はアメリカ西部ワイオミング州ジャクソンホールで毎年8月に開かれ、各国の中央銀行総裁や学者らが世界経済や金融政策などについて議論します。
この会議での発言を受けて為替や株式の市場が大きく動くこともあるため、世界中が注目する重要イベントです。
日本時間の今週17日(木)未明に先月開かれた米FOMCの議事要旨が公表され、参加者の多くが追加利上げが必要になる可能性があるとの見方を示していたことから追加利上げ観測が強まり、ドル円は昨年11月以来の高値となる146円を突破して上昇しました。
FRBによる利上げサイクルは終わりに近づいているとの見方も広がっていましたが、今週の堅調な米指標やFOMC議事要旨の内容を受けて金融政策をめぐる見通しは一段と不透明感を増しており、来週のジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が今後の見通しについてどのような見解を示すか注目が集まります。
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