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来週のドル円予想:日銀会合で波乱の予感!政策変更なし→145円挑戦、政策変更あり→3~5円落ちた後上昇 7月21日(金)志摩力男

配信期間が終了しました。
最新動画は【外為マーケットビュー】で公開しています。

動画配信期間:2023/7/21~2023/8/4

外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。

目次

0:00 ドル円相場振り返り
1:58 米株価 AIバブルは調整局面へ
3:07 ユーロドルとドルインデックスの動向
4:12 来週(7/24~)の注目イベント
4:54 日銀会合とドル円の展望
6:12 おしらせ

要約

来週、最も重要なのが、日銀金融政策決定会合だと思います。FOMC以上に、この日銀金融政策決定会合は重要になるんじゃないかなと思います。
このところFOMCよりも日銀の後の方が相場動いており、政策変更への期待の盛り上がりから失望し、また戻すという展開が続いております。

日銀金融政策決定会合の私の予想は、植田総裁の発言からも、おそらく政策変更はないんじゃないかと考えています。予想通り何の変更もなかったら、ドル円はまた145円を試す、もしくはそれを超えていくという展開になるんだと思います。ところがもし政策変更、YCCのバンド幅を拡大もしくは何らかの変更があった場合、ドル円はおそらく3円~5円ぐらい落ちるのかなと思っております。しかしそこから、さらに金融引き締めをするというわけにもいかないので、その後また上方向にじんわりと戻っていくのかなと思っております。

政策変更がなければドル円はまた145円を試すか、政策に何か変更があれば3円~5円ディップするんですけれども、そこからまた上昇トレンドに戻すと、そういう感じかなと思っております。

 
志摩力男氏96_130.jpg 志摩力男 氏
慶應義塾経済学部卒。1988年ー1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地の有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍。
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