2023年6月12日
【ドル/円】:戻り売り方針継続。
ドル/円は直近の日足が陽線引けとなり、続落を食い止めていますが、上昇エネルギーに欠けるものであることや、上値抵抗にもぶつかっており、今日の上値トライには限りがあると見られます。但し、140.50超えで終えれば下値リスクが後退、141.00超えで終えれば“ドル強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。逆に138.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は、調整下げの動きが継続します。さらに137円を割り込んで越週するか、136.50割れで終えた場合は、“ドル弱気”に変化して133~135円方向への新たな下落リスクが生じます。 買いは様子見か138.80-90で軽く買って138.40で撤退です。ドル売りは139.90-00で戻り売り。損切りは140.60で撤退です。 日足の上値抵抗は139.60-70,140.00±10銭、140.40-50に、下値抵抗は139.00-10,138.50-60,137.70-80,137.10-20にあります。
【ユーロ/円】:上値余地が限られる可能性。
ユーロ/円は上ヒゲが長い寄せ線となり、上値トライに失敗して終えています。「トウバ」と呼ばれるもので翌日の下落に繋がることが多いものです。買いは1日様子見か148.60-70まで引きつけて。損切りは148.30で浅めに撤退です。売りは150.10-20で戻り売り。損切りは150.60で一旦撤退です。上値抵抗は150.10-20,150.40-50,151.00-10に、下値抵抗は149.30-40,148.60-70,147.90-00,147.20-30にあります。151.00超えで終えれば“強気”の流れに戻して一段の上昇へ。逆に147.00を割り込んで越週するか、146.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
【ユーロ/ドル】:下値余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは小反落。トレンドの変化は認められませんが、直近の陰線が下げエネルギーの強いものではなく、また前日の陽線が立ち上げの可能性に繋げており、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは様子見か、1.0710-20で軽く押し目買い。損切りは1.0660で撤退です。売りは1.0800-10で戻り売り。損切りは下値リスクが後退する1.0860で撤退です。上値抵抗は1.0770-80,1.0810-20,1.0840-50に、下値抵抗は1.0710-20,1.0670-80,1.0640-50にあります。全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。短期トレンドは1.0850超えで終えれば“ユーロやや強気”に変化します。
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