前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
23日の欧州・NY時間、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が「インフレ率が高止まりした場合、追加利上げが必要となる可能性」と発言し、米10年債利回りが3月10日以来の高水準を示すと円売り・ドル買いが先行。ドル円は、138.903円まで上昇し、年初来高値を更新した。ただ、一部メディアによる「米財務省が政府機関に対し、近く予定される一部の支払いを先送りできるか問い合わせた」との報道を受け、ドル円は138.287円まで反落した。この間、5月米サービス業PMIと同総合PMIが1年ぶりの高水準となったことが伝わったが、市場の反応は限定された。
その後、米長期金利が小幅に持ち直した場面で、ドル円も138.817円付近まで戻したが、バイデン米大統領と下院議長の債務上限交渉が難航していることが分かると、再び債務不履行を警戒する流れからドル円は138.40円付近まで押し戻された。
本日アジア時間は、明確な方向感のない中、軟調なアジア株式市場を見て、ドル円は138.235円まで下落した。また、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は予想通り政策金利を5.25%から5.50%に引き上げたものの、声明文で金利据え置きも議論されたことが明らかにされたほか、キャッシュレートのピークが5.50%との見込みも示されるなど、利上げサイクル停止が示唆され、NZドル円は85.207円まで急落した。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
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ポジション増減
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