一時ドル高、その後新興国通貨高に=メキシコペソ
10日の中南米市場は欧州市場が休場でやや取引参加者が少ない中で、序盤はドル高が優勢となった。先週金曜日の米雇用統計を受けて米国の追加利上げ期待が広がり、ドル高につながった。その後は一転してドル売り。ドルペソは1ドル=18.07ペソ台から18.28台を付けて18.13台という展開。
米国の追加利上げ期待が強い中でも米株が堅調な動きを見せたことで、リスク選好の動きが広がり、ペソ高につながったとみられる。
対円では円売りの動きもあってしっかり、ロンドン市場で7円36銭前後を付けた後、いったん対ドルでのペソ安に7円30銭割れを付けたが、その後ドル円がしっかりとした動きを続ける中で、対ドルでのペソ高も入り、7円37銭に迫る動きを見せた。
MXNJPY 7.353
(配信:みんかぶFx 2023/4/11(火) 7:08)
ドル人民元一時6.89台、元安傾向=中国人民元
朝のドル人民元は6.8920前後まで上昇。昨日の高値を超え、三日以来のドル高元安圏での推移。とはいえ、3月末に上下へ心服した後のレンジ内での推移に留まっており、大きな流れにはなっていない。
対円では昨日海外市場でドル円の上昇などに19円45銭台を付けた。その後少し調整。
(配信:みんかぶFx 2023/4/11(火) 10:44)
対ユーロでのクローナ売り傾向続く、22年ぶりの介入はあるのか=スウェーデンクローナ
ユーロクローナでのユーロ買いクローナ売りの流れが続いている。3月13日に2009年以来のクローナ安圏となる1ユーロ=11.48クローナ台を付けた後、3月15日のスウェーデン消費者物価指数の予想以上の伸びなどを受けて11.10クローナ割れまでの調整が入った。
しかし、その後は再びユーロ高クローナ安の流れに転じ、今週11.45クローナ台を付けている。パンデミック後に流動性の低い通貨への売りが強まった2020年春に付けた11.36クローナを超えてのクローナ安進行に、市場は警戒感を強めている。リーマンショック後に付けきれなかった11.80が視野に入っており、リクスバンク(スウェーデン国立銀行・中央銀行)による2001年以来約23年ぶりの為替介入の実施も一部で意識されている状況となっている。
EURSEK 11.421
(配信:みんかぶFx 2023/4/11(火) 15:38)
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