ドル円相場2/27週振り返り 乱高下しつつ一時137円台突破

ドル円乱高下しつつ一時137円台突破

今週初めのドル円は、先週末の上昇が一服し136円台でスタートしました。

ドル円は先週末に次期日銀総裁候補らへの所信聴取や好調な米指標を受けて136円台へ急伸した後、上昇が一服し、今週初めは136円台前半を中心に方向感に乏しい動きが続きました。

28日（火）夕方頃から米長期金利の上昇を背景にドル買いが強まり、同日深夜に一時137円目前まで上値を伸ばしましたが、直後に発表された米2月消費者信頼感指数の予想外の悪化を受けて135円台後半まで急反落しました。

その後は米長期金利の変動などを受けて乱高下しましたが、2日（木）には米長期金利の上昇を背景にドル買いが進み、同日夜に発表された米新規失業保険申請件数が予想外に減少したことで一時137.10円前後まで上値を伸ばし、年初来高値を更新しました。

今週のドル円は上下に荒い値動きとなり、年初来高値を更新する場面もありましたが、来週に複数の重要イベントを控え、大きな方向感が出ることはありませんでした。

来週は日銀の金融政策決定会合や米2月雇用統計といった注目度の高いイベントが予定されており、これらの結果次第でドル円相場は大きく左右されることとなりそうです。

 

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