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日銀報道を巡りドル/円は右往左往、132円前半から半ばに個人投資家の売り
本日アジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は132円を挟んで振幅。日経新聞電子版が、政府は雨宮副総裁に次期総裁就任を打診したと伝えたことを受けて、早朝の取引参加者が薄い時間帯に銀行間取引で、132.565円まで上昇した。ただ、鈴木財務相が「何も聞いていない」と発言すると、131.523円まで失速。
その後、ドル/円は132円前半まで持ち直したものの、今度は磯崎官房副長官が「そのような事実はない」と報道を否定すると、再び131円半ばへ押し戻されるなど荒い値動きとなった。
現行水準の上側、132.150円、132.350円、132.400円には売りが観測される。かたや下側は、131.850円に買いが確認できるほか、131.500円、131.550円に買いとストップの売りが同額程度、観測される。個人投資家は本日のこれまでのレンジの上下限を短期的なポイントと見ているようだ。
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