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ドル/円3分早わかり「ドル円、前哨戦へ 雇用指標の動向も注視-米国1月ISM製造業景況指数」2023年2月1日発表

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。
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ドル円、前哨戦へ 雇用指標の動向も注視-米国1月ISM製造業景況指数

動画要旨

米国1月ISM製造業景況指数

2月1日、24時に米国の12月ISM製造業景況指数が発表されます。
米供給管理協会、ISMが300社以上の購買担当者らを対象に、受注、仕入れ価格、雇用などを調査した結果をまとめたもので、米製造業の動向を見る指標の一つです。サブ指数の雇用指数も雇用統計直前に発表されるため、注目されます。

米国1月ISM製造業景況指数を見る上でのポイントは3つ

米国1月ISM製造業景況指数のポイント

1つ目は、12月は新規受注の落ち込みから48.4と、2カ月連続で景気判断の50を下回りました。金融当局の積極的な利上げで、モノの需要が冷え込んでいる様子がうかがえます。ただ、大寒波が影響した可能性もあり、数字の受け止め方は少し控えめでも良いのでは、との声も聞かれています。

2つ目は、サブ指標の雇用指数は51.4と、11月の48.4から改善し、企業の採用意欲の底堅さを示しました。IT業界の人員削減から先行き不透明感はあるものの、足許の労働市場はまだ引き締まり状態にある様子です。

3つ目は、24日に先行して発表された同様の指標であるPMIは、12月から小幅に改善しましたが、50割れを続けています。ISMの調査でも、3カ月連続で判断基準の50を下回れば、米国の景気後退観測が一層、強まる危険はありそうです。

ちなみに、直近、50を下回った局面は米中貿易摩擦が激化した19年後半と、20年前半のコロナの時です。コロナのときは、市場予想に対し結果が概ね上振れしながら低下しましたが、今回は19年のように市場予想を下回りながら低下している点で不安です。

結果とドル/円の反応

米国1月ISM製造業景況指数

米国1月ISM製造業景況指数の結果と反応
これらはあくまでも個人的な見解ですが、個人消費の減速から50を割り込んだ状態は続きそうですが、12月の天候不順で落ち込んだ分の反動から、②をメインシナリオと考えています。ただ、FOMC直前で、どこまでこの指標に反応するか微妙なところもあります。

3分早わかり過去の結果

過去の3分早わかりの結果
※過去10回分を表示、更新日2023年1月31日
※この文章は情報提供を目的としており、見通しはあくまでも個人的な見解に基づいたもので、結果を保証するものではありません。投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

LIVE配信のご案内

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Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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