ドル円一時131円台 米指標受け荒い動き
24日のドル円はアメリカの経済指標の結果を受けて一時131.13円前後まで上昇したものの、直後に129円台後半まで急落するなど、荒い値動きとなりました。
24日朝から夕方にかけてのドル円は、米FRB高官の発言などを受けてアメリカの利上げの停止が意識され、下落基調で推移しました。
夕方以降は買い戻しが入って上昇に転じ、24時前に発表された米1月製造業・サービス業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことを受けて、ドル円は一時131.13円前後まで急伸しました。
しかしその後米1月リッチモンド連銀製造業指数が発表されると、予想を下回る結果を受けてドル売りが加速し、一時129円台後半まで下落しました。
ドル円乱高下 米景気後退への懸念強まる
24日に発表された米PMIは予想上振れとなり、直後にドル円は上昇したものの、数値は景気拡大と後退の分かれ目となる50を下回っており、アメリカの景気後退が意識される結果となりました。さらにその後発表された1月リッチモンド連銀製造業指数が予想下振れとなったことでドル円は上昇分を打ち消す形で下落し、米指標を受けて乱高下する荒い相場展開となりました。
本日はドル円関連の重要イベントは予定されておらず、引き続き日米の長期金利や日銀の動向などが注目されることとなりそうです。
来週に米FOMCを控えてアメリカの金融政策の先行きが焦点となる中、昨夜の米PMIや1月リッチモンド連銀製造業指数の低調な結果を受けてアメリカの景気後退が意識されており、市場関係者の間ではドルの下落リスクに警戒が広がっています。
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