ドル円一時129円台 日銀会合を前に不安定な動き
16日のドル円は一時127.23円前後まで下落した後128.86円前後まで反発し、夜から本日朝にかけては横ばいで推移した後、本日昼前には一時129円台まで上値を伸ばすなど不安定な動きとなりました。
ドル円は先週から日銀の緩和策修正への思惑を背景に下落が続いており、16日午前も続落して一時127.23円前後と、昨年5月下旬以来の安値を更新しました。
夕方にはドルを買い戻す動きが出て一時128.86円前後まで反発しましたが、その後は本日からの日銀の金融政策決定会合を前に様子見ムードとなり、128.50円を挟んだ水準で横ばいとなりました。
本日午前には米長期金利の上昇などを背景に円売りドル買いの動きが出て、一時129円台まで上値を伸ばすなど、日銀会合を前に不安定な相場展開となっています。
ドル円 日銀会合を控え警戒高まる
16日は日銀会合を控え、アメリカの祝日でニューヨーク市場が休場だったこともあって閑散取引の中、ドル売り円買いの流れが一旦収束しドル円は上昇に転じました。
本日から日銀の金融政策決定会合が開かれており、明日18日には政策金利の発表や黒田総裁の会見が行われます。日銀は先月の会合で長期金利の変動幅の上限を引き上げており、市場では今回の会合でさらなる金融政策の修正があるのではないかとの見方が広がっています。
会合の結果、緩和政策が修正され金融引き締めと受け止められれば円高圧力となりドル円は下落することが予想される一方、現状維持であれば円安に振れる展開も予想され、会合の結果次第でドル円相場は大きく左右されそうです。
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