中南米市場でもドル売り進む=メキシコペソ
昨日の中南米市場は米消費者物価指数の弱い結果を受けたドル売りが優勢となった。南アフリカの与党アフリカ民族会議がラマポーザ大統領の弾劾決議手続き開始について反対票を投じランドが急騰したことも、資源国である中南米通貨の買いを誘った。
ドルメキシコペソは1ドル=19.85ペソ前後から19.53ペソ台へ値を落としている。米CPI直後に急落した後、ドル円などは調整の買い戻しが入っているが、ドルペソはじりじりとドル安が進んだ。もっとも直後の急落はドル円ほど大きなものにはなっていない。
ペソ円は6円91銭前後で米CPIを迎え、直後の混乱を経て6円84銭まで下落と、当初は円高の勢いが勝ったが、その後ドル円に少し買い戻しが入る中でドルペソでのペソ買いが進んだことで下げ分を解消し、発表前水準を回復し、さらに上昇している。
MXNJPY 6.943
(配信:みんかぶFx 2022/12/14(水) 7:00)
ドル人見元も昨日はドル安=中国人民元
ドル人民元は昨日の米消費者物価指数の弱い結果を受けたドル売りに6.94台を付けた。今朝の中国市場はドル高オフショア人民元安の動きなどから6.96台を回復指定の推移となっている。大きな流れとしての元高傾向は継続も、ここからの売りにはやや慎重。
人民元円は米CPI後のドル安円高の勢いから19円70銭台から19円30銭前後へ下げたものの、その後のドル円の買い戻しなどもあって19円50銭を挟んでの推移。
CNYJPY 19.459
(配信:みんかぶFx 2022/12/14(水) 11:22)
対北欧通貨でもドル売り強まる=スウェーデンクローナ
米消費者物価指数(CPI)を受けてドルは全面安。昨日の北欧市場でスウェーデンクローナやノルウェークローネでもドル安北欧通貨高となった。今晩の米FOMCでの利上げ幅縮小見通しが広がっており、積極的な利上げ姿勢を維持するスウェーデンクローナに対するドル売りが入りやすくなっている面もある。
ドルクローナは1ドル=10.33クローナ前後での推移が続いて米CPIの発表を迎え、10.20割れまで急落。10.17台を付けた後、少し調整が入り、朝は10.22前後での推移となっている。ドル主導の展開の中、クローナ円では当初円高の勢いが勝り、13円30銭前後から13円20銭前後を付けたが、その後ドル円が安値から少し戻す中で、13円30銭近くまで回復。
SEKJPY 13.269
(配信:みんかぶFx 2022/12/14(水) 7:05)
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