2022年12月8日
【ドル/円】：上値の重い展開。
ドル/円は実体が小さく上ヒゲのやや長い陰線引けとなり、上値トライに失敗した形で終えています。この反動で下値トライの動きが先行すると見られますが、3手前の大陽線が立ち上げの可能性を示唆しており、この陽線の値幅（安値134.13）を下抜けて終えない限り、突っ込み売りにも注意が必要です。一方上値も137.60-70に日足の上値抵抗があり、138.00超えで終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。また、この場合でも140.80超えで終えない限り、短期トレンドは“ドル強気”に変化しません。 買いは136.00-10の押し目を拾って135.40で撤退するか、135.00-10の押し目待ちとします。この場合の損切りは134.40で撤退です。売りは137.50-60の戻り待ちとします。損切りは138.10で撤退です。 日足の上値抵抗は137.60-70，138.00-10，138.50-60に、下値抵抗は136.00-10，135.00-10，134.50-60，134.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値抵抗を抜けきれない状態。押し目買い方針継続。
ユーロ/円は実体が小さく上ヒゲの長い陽線引けとなりました。上値トライに失敗しており、また、上値を切り下げる流れにありますが、12/2に付けた140.77で一旦底打ち、反転の流れを変えておらず、再度上値トライの可能性を残しています。買いは143.00-10で押し目買い。損切りは142.40で撤退です。売りは様子見か、145.00-10まで引きつけて。損切りは145.60で撤退です。上値抵抗は144.00-10，144.50-60，145.00-10に、下値抵抗は143.00-10，142.30-40，141.80-90にあります。全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。強い上値抵抗にも注意。
ユーロ/ドルは小反発。上値トライの可能性に繋げています。1.0590-00に強い上値抵抗がありますが、これをクリアし、1.0610-20の抵抗を上抜けて終えれば一段の上昇に繋がり易くなります。買いは1.0480-90で軽く押し目買い。損切りは1.0430で撤退です。売りは様子見か1.0630に損切りを置くなら1.0590-00まで引き付けて軽く売り向かい。上値抵抗は1.0540-50，1.0590-00，1.0610-20に、下値抵抗は1.0480-90に軽い抵抗が、1.0440-50，1.0400-10に強い抵抗があります。1.0350以下で終えた場合は下値リスクがやや高くなります。
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