2022年9月12日
【ドル/円】:上下の抵抗を抜けきれない可能性。144.00超えで終えれば一段の上昇へ。
ドル/円は直近の日足が値幅の大きい陰線引けとなりましたが、下値を切り上げる流れを守っており、調整下げの範囲内に留まっています。142.00-10以下に強い下値抵抗が控えており突っ込み売りにも注意が必要です。一方上値も143.70-80にやや強い上値抵抗が出来ており、これを上抜けて、実体を144.00超えに戻すまでは、下値リスクにより警戒が必要です。また、140.80-90の抵抗を下抜けて終えるか、141.00以下で越週した場合は、140円割れの可能性が点灯します。 ドル買いは142.00-10で押し目買い。損切りは141.40で撤退。ドル売りは143.20-30で戻り売り。吹き値があった場合の上値余地を143.70-80まで見ておく必要があります。損切りは144.10で撤退です。これが付いた場合は下値リスクが後退して再度144円台の抵抗の強さを確認する動きへ。 日足の上値抵抗は142.80-90,143.70-80,144.50-60に、下値抵抗は141.90-00,141.50-60、140.80-90にあります。
【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。
ユーロ/円は陰線引けとなり、上値トライにも失敗して終えています。単体では下値リスクの高いものですが、日足の形状は崩れておらず、調整下げの範囲内に留まっています。買いは1日様子見か143.00-10で軽く押し目買い。損切りは142.40で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻して、下値余地が若干拡がり易くなります。売りは様子見か145.10に損切りを置くなら144.60-70まで引きつけて軽く売り向かい。上値抵抗は144.00-10,144.30-40,144.60-70,144.90-00に、下値抵抗は143.00-10,142.60-70,141.80-90,141.00-10にあります。
【ユーロ/ドル】:底打ち、反転の動き。押し目買いに転換。
ユーロ/ドルは実体が小さく上ヒゲのやや長い陽線引けとなりました。上値トライに失敗して押し戻され引けていますが、6月に付けた1.0368を戻り高値として上値を切り下げて来た流れからは上抜けた位置で終えており、上値余地が若干広がり易くなっています。急伸にも繋がり難いものの、押しは一旦買い場となりそうです。買いは1.0000-10の押し目待ちとします。損切りは0.9940で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0120-30,1.0150-60,1.0180-90に、下値抵抗は1.0040-50,1.0000-10,0.9950-60にあります。0.9900を割り込んで終えた場合は再び“弱気”に変化します。短期トレンドは“ニュートラル”な状態ですが、1.0250超えで終えるまでは下値リスクを残します。
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