2022年8月4日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。上下の抵抗に注意。
ドル/円は前日足から上寄りのスタートとなり、上下にヒゲのある実体の小さい陽線で終えています。134.50-60の日足の抵抗にぶつかっていますが、下値トライにも失敗しており、上値トライの可能性に繋げています。短期トレンドは一旦底打ち、反転の流れにありますが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、強い上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。上下動を繰り返す可能性が高く、売り買いともに引き付けて。132.50割れで終えた場合は再び下値リスクが点灯します。 ドル買いは133.50-60の押し目を軽く拾って132.90に損切りを置くか、133.20-30の押し目待ちとします。この場合の損切りは下値リスクが点灯する132.40で撤退です。売りは様子見か135.50-60の吹き値があれば売り向かい。損切りは136.10で撤退です。 日足の上値抵抗は134.40-50,135.00-10,135.50-60に、下値抵抗は133.10-20,132.50-60,131.50-60にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。
ユーロ/円は2手連続陽線引けとなり、上値余地を探る動きに繋げています。136.30-40に日足の上値抵抗がありますが、これを実体ベースで上抜けて終えれば上値余地がさらに拡がり易くなります。この場合でも141円超えで越週するまでは“ユーロ強気”に変化しません。買いは135.10-20の押し目待ちとします。損切りは134.40で撤退です。売りは様子見か136.30-40で戻り売り。損切りは137.10で撤退です。損切りが付かない場合でも136.40超えで終えた場合は、ユーロ売りは撤退して様子を見た方がいいでしょう。上値抵抗は136.30-40,136.90-00,137.70-80に、下値抵抗は135.40-50,134.90-00,134.50-60,134.00-10にあります。全て下抜けて終えた場合は、再び下値リスクが高くなります。
【ユーロ/ドル】:上下の抵抗を抜けきれない状態。下値リスクにも注意。
ユーロ/ドルは十文字の寄せ線で終え、上下の抵抗を抜けきれずに寄り付き水準に戻しています。下値抵抗を守って反発余地を探る動きに繋げていますが、日足の形状がやや悪化しており1.0250超えに実体を戻さないと上値余地も拡がり難い状態です。買いは1.0130-40で軽く押し目買い。損切りは1.0090で撤退です。売りは1.0190-00で軽く売って1.0230で浅めに一旦撤退です。上値抵抗は1.0190-00,1.0230-40,1.0270-80に、下値抵抗は1.0130-40,1.0100-10,1.0060-70にあります。1.0050割れで終えた場合は下値リスクが点灯、1.0000割れで終えた場合は“弱気”の流れに戻します。
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