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ドル/円:ドルの押し目買い方針継続。長期的な上値抵抗ポイントにも注意。140円台乗せで終えれば一段の上昇へ。137円割れで“ニュートラル”に変化。134円割れで終えれば短期トレンドが“ドル弱気”に変化。


ドル/円:ドルの押し目買い方針継続。長期的な上値抵抗ポイントにも注意。140円台乗せで終えれば一段の上昇へ。137円割れで“ニュートラル”に変化。134円割れで終えれば短期トレンドが“ドル弱気”に変化。

直近の日足は小陰線で終え、上昇一服となったが、下げエネルギーの強いものではなく、調整的な押しの範囲内となっている。また、前日の陽線が新たな上昇トレンドに入った可能性を示唆しており、週初の下値トライに失敗した場合は、一気に目先天井を確認する動きに繋がってもおかしくない。139.60~139.80に長期的な上値抵抗が控えているが、140円台に乗せて終えた場合は上値余地が142~144円までさらに拡がる可能性が点灯する。但し、この場合でも145円は大きな壁となろう。逆に可能性がまだ低いと見るが、上値トライに失敗して137円割れで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻して135~136円台の足元を固め直す動きが強まり易くなる。さらに135円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクが点灯、134円割れで終えた場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して131~132円方向への一段のドル下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は、139.00-10、139.60~139.80、141.10-20に、下値抵抗は138.00-10、137.40~137.60、137.00-10にある。21日、120日、200日移動平均線は136.23、125.77、121.13に位置しており、短期トレンドは“ドル強気”の流れに変わりない。 一方週足を見ると、前週足から上寄りのスタートとなり、実体のしっかりとした陽線で終えている。前の3手の揉み合い状態から一山上抜けた位置で越週しており、トレンドは非常に強い状態を維持している。139.60~139.80ゾーンには長期的に見ても強い上値抵抗が控えており、これにぶつかる可能性にも注意が必要だが、週足の形状が強い状態を保っており、上値抵抗にぶつかった場合でも急落地合いにもまだ繋がり難いと見られる。また140円台に乗せて越週した場合は来週も続伸の可能性が高くなり、一段のドル上昇に繋がり易くなる。但し、この場合でも月足の上値抵抗が144.50~145.00にあり、月足の終値ベースでこれを上抜けるには無理があろう。今週の週足ベースで見た上値抵抗は139.30-40、139.80-90、141.60-70、142.40-50に、下値抵抗は138.00-10、137.00-10、136.10-20、135.00-10にある。31週、62週移動平均線は123.48と117.31に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ドル買いは138.00-10で押し目買い。損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す136.90に置く必要がある。売りは今週いっぱい様子見か、140.20に損切りを置くなら139.70-80まで引きつけて軽く試し売り程度に。 上値は、139.00-10、139.30-40、139.60~139.80に強い抵抗があり、全てをクリアし切れない可能性にも注意が必要だが、140円台に乗せて終えれば上値余地がさらに拡がり易くなり、140.50-60,141.10-20、141.60-70、142.00-10、142.40-50にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まり易くなる。下値は、138.40-50に軽い抵抗が、138.00-10にやや強い抵抗が出来ているが、これを下抜けた場合は137.60-70、137.40-50にある一段と強い抵抗をトライする動きへ。可能性がまだ低いと見るが137.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は、短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して、135~137円ゾーンの足元を固め直す動きが強まり易くなる。この場合でも134.20-30に週足ベースで見た強い抵抗が控えており、これを下抜けて越週するか、日足が134円割れで終えない限り、短期トレンドは大きく変化しない。

ドル/円【日足】期間:2021/11/11~2022/07/15(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


 
ドル/円【週足】期間:2019/05/31~2022/07/15(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)


 

ユーロ/円:上値余地を探る動き。上値抵抗にぶつかる可能性にも注意。142円台で終えれば一段の上昇へ。137円台を割り込んで終えた場合はユーロの下落幅拡大に要注意。

直近の日足は小陽線で終え、3手連続陽線引けとなった。直近の陽線が上昇エネルギーの強いものではないので、週初の上値追いには限りがありそうだが、6/28に付けた144.28を直近高値として上値を切り下げて来た流れからは若干上抜けた位置で終えており、週初から上値余地を探る動きが強まる可能性が高い。しかし一方で、週足の形状が改善していないことや、140円超えに強い上値抵抗が控えており、142円台まで戻して引けない限り、下値リスクにも注意する必要がある。一方下値は、138.00-10、137.00-10に強い抵抗が出来ており、全てを下抜けて来ないと下値余地も拡がり難い状態にある。日足の上値抵抗は、139.80-90、140.30-40、141.00-10、141.40-50に、下値抵抗は138.90-00、138.50-60と前述の138.00-10、137.00-10にある。21日移動平均線は140.82に位置しており、この下で推移しており、下値リスクを残した状態にあるが、120日、200日線は135.52と133.35に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 一方直近の週足を見ると、タクリ足の陽線で終え、続落を食い止めている。先週と同様に下ヒゲが長く、下値トライに失敗しており、この反動で上値余地を探る動きが先行するとみられるが、前週の陰線が3月に付けた124.40を基点として下値を切り上げて来たサポートラインを下抜けた位置で終えており、下値リスクが高い状態にあることから、今週は上値を追い切れずに反落する可能性にも注意する必要がある。今週の週足ベースで見た上値抵抗は140.00~140.20,140.90-00,142.00-10に、下値抵抗は138.60-70、137.70-80、137.00-10にある。142円台を回復して越週した場合は、下値リスクが後退して上値余地が拡がり易くなる。逆に138.00以下で越週した場合は下値リスクが点灯、137円割れで終えるか137.50以下で越週した場合は“ユーロ弱気”の流れに戻して一段の下落に繋がり易くなる。 今週の戦略は、ユーロ買いは138.60-70で押し目買い。損切りは137.80で撤退。ユーロ売りは様子見か141.40-50まで引きつけて。損切りは142.10で撤退としたい。 上値は、139.80-90、140.00-10、140.30-40、141.00-10、141.40-50に強い抵抗があるが、どこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。142円台に実体を戻して引ければ、下値リスクが後退して上下動を繰り返しながらも144.20-30にある強い上値抵抗をトライする動きが強まり易くなる。下値は、139.30-40に軽い抵抗が、138.90-00、138.50-60、138.00-10に強い抵抗があるが、138円台を維持出来ずに終えた場合は下値リスクが点灯、137.40-50、137.00-10の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、短期トレンドが“弱気”に変化して、下落余地が134~135円までさらに拡がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/12/28~2022/07/15(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】


 

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