FX週間テクニカル分析 2022/07/04〜07/08の見通し米国雇用統計に注目。FOMCの利上げペースが維持されれば米ドル円は反発か。豪ドル円は調整の兆し

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USD/JPY

USD/JPY 週足の見通し：先週は長期金利が下落し米ドル円も下落。今週の米国雇用統計で利上げペースが維持されれば米ドル円は反発か。予想レンジは127.560〜142.980

・2017年1月より長期的に下落基調だったがバイデン政権になって反発
・2022年3月米FOMCにて米国政策金利利上げ決定。ドル高トレンド加速
・先週のドル円週足は金利引き締めによる景気後退懸念が強まり下落
・今週は米国雇用統計で利上げペースが維持されることがわかればドル円は反発か
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は7.709
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）127.560〜142.980

USD/JPY 日足の見通し：MACDの乖離幅（棒グラフ）が縮小傾向で調整の兆しを示唆

・先週のドル円日足は下落し、MACDの乖離幅が縮小傾向。調整の兆しか
・今週は米国雇用統計に注目。利上げペースが維持されることが表明されれば上昇か

USD/JPY サマリー

・先週は長期金利が下落し米ドル円も下落。今週の米国雇用統計で利上げペースが維持されれば米ドル円は反発か。予想レンジは127.560〜142.980

EUR/USD

EUR/USD 週足の見通し：ウクライナ・ロシア問題の長期化懸念などにより、リスクオフ継続を予想。予想レンジは1.0083〜1.0770

・世界の外国為替市場で取引量世界2位のユーロ。ドイツの経済指標で相場が変動。周辺国である中東・東欧・アフリカで有事が起こった際には売りが出る傾向がある
・2021年半ばよりドル高ユーロ安トレンドが継続
・先週のユーロドル週足は−1σラインを下抜け。売りサイン点灯
・今週も下落トレンド継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.03434
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）1.00830〜1.07700

EUR/USD 日足の見通し：短期移動平均線をレジスタンスとして下落継続を予想

・先週のユーロドル日足は−1σラインを下抜けし売りサイン点灯
・今週も下落継続を予想

EUR/USD サマリー

・ウクライナ・ロシア問題の長期化懸念などにより、リスクオフ継続を予想。予想レンジは1.0083〜1.0770

EUR/JPY

EUR/JPY 週足の見通し：＋2σラインを上抜けするもののその後下落。今週も上昇トレンド継続を予想。予想レンジは136.280〜145.780

・取引量世界2位のユーロ、3位の日本円による通貨ペア。EURUSDとUSDJPYのそれぞれの通貨ペアのトレンドの把握が大切
・コロナ禍対応の金融緩和政策の出口が模索されつつあり、3本の移動平均線は上昇トレンドの兆しを示す
・先週のユーロ円週足は＋2σラインを上抜けするもその後下落
・ただ3本の移動平均線は上昇トレンド継続を示唆しており、今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.753
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）136.280〜145.780

EUR/JPY 日足の見通し：3本の移動平均線およびMACDも上昇継続を示唆

・先週のユーロ円日足は短期移動平均線を下抜け
・ただし、3本の移動平均線やMACDは上昇継続を示唆

EUR/JPY サマリー

・＋2σラインを上抜けするもののその後下落。今週も上昇トレンド継続を予想。予想レンジは136.280〜145.780

AUD/JPY

AUD/JPY 週足の見通し：MACDがシグナルをデッドクロス。調整の兆しか。予想レンジは87.270〜97.120

・オーストラリアは世界有数の資源国。輸出品目は1位から鉄鉱石、石炭、天然ガス。輸出相手は1位から中国、日本、韓国
・そのため、中国の鉱工業生産指数や小売売上高にも注目
・先週の豪ドル円週足は下落し、短期移動平均線をデッドクロス。MACDもシグナルをデッドクロス
・今週は調整入りを予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.924
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）87.270〜97.120

AUD/JPY 日足の見通し：短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯

・先週の豪ドル円日足は短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・今週は調整入りを予想

AUD/JPY サマリー

・MACDがシグナルをデッドクロス。調整の兆しか。予想レンジは87.270〜97.120

GBP/JPY

GBP/JPY 週足の見通し：短期移動平均線を一度デッドクロス。MACDもシグナルを下抜けしようとしており下落に注意。予想レンジは159.320〜167.870

・イギリスの通貨であるポンドは第二次世界大戦前は基軸通貨として流注しており、現在も世界第4位の取引量のメジャー通貨。
・ドルやユーロに比べれば取引量が少ないため投機の対象になりやすくボラティリティ（変動幅）が大きいという特徴を持つ。
・先週のポンド円週足は短期移動平均線を一度下抜け
・MACDもシグナルを下抜けようとしており、今週は下落を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は4.273
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）159.320〜167.870

GBP/JPY 日足の見通し：短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯

・先週のポンド円日足は短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・今週は下落を予想

GBP/JPY サマリー

・短期移動平均線を一度デッドクロス。MACDもシグナルを下抜けしようとしており下落に注意。予想レンジは159.320〜167.870

ZAR/JPY

ZAR/JPY 週足の見通し：短期移動平均線を一度デッドクロス。MACDもシグナルを下抜けしようとしており下落に注意。予想レンジは7.860〜8.690

・南アフリカ共和国は金やプラチナ、ダイヤモンドが算出する資源国。南アフリカ中銀は消費者物価指数を調整するために高い政策金利を設定。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週の南アランド円週足は短期移動平均線をデッドクロス
・MACDもシグナルを下抜けようとしており、今週は下落に注意
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.414
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）7.860〜8.690

ZAR/JPY 日足の見通し：短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯

・先週の南アランド円日足は短期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯
・今週は下落を予想

ZAR/JPY サマリー

・短期移動平均線を一度デッドクロス。MACDもシグナルを下抜けしようとしており下落に注意。予想レンジは7.860〜8.690

TRY/JPY

TRY/JPY 週足の見通し：先週は陽線引けもトルコの政策や地政学リスクもあって上昇は限定的か。予想レンジは7.770〜8.360

・トルコは若年層の労働者人口が増加中で、長期的な経済成長が期待
・エルドアン大統領はリラ安政策を継続しておりTRY/JPYは長期的な下落トレンド継続中
・先週のトルコリラ円週足は陽線引けも3本の移動平均線は下落トレンド継続を示唆
・今週も下落継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.294
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）7.770〜8.360

TRY/JPY 日足の見通し：3本の移動平均線は下降トレンド継続を示唆

・先週のトルコリラ円日足は中期移動平均線に上値を抑えられる形で推移
・今週も下落継続を予想

TRY/JPY サマリー

・先週は陽線引けもトルコの政策や地政学リスクもあって上昇は限定的か。予想レンジは7.770〜8.360

MXN/JPY

MXN/JPY 週足の見通し：3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆。予想レンジは6.230〜7.140

・石油や天然ガス、銀などの鉱物資源が算出されるのでメキシコペソは資源国通貨。最大の貿易相手国であるアメリカとの関係が材料に。
・2020年3月15日の米国政策金利利下げ時点から上昇トレンド
・先週のメキシコペソ円週足は＋1σラインをデッドクロス
・ただし3本の移動平均線およびMACDは上昇継続を示唆しており、今週も上昇継続を予想
・週足終値の26週移動標準偏差σ(26)は0.455
・今週の予想レンジ（終値±週足終値のσ(26)）6.230〜7.140