読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

FX「経済より健康政策、経済も徐々に回復。人民元は年初来高値に接近」人民元見通し

f:id:okinawa-support:20190828090212p:plain

 

総括

FX「経済より健康政策、経済も徐々に回復。人民元は年初来高値に接近」人民元見通し

(通貨6位(6位)、株価13位(14位))
予想レンジ 人民元/円 19.8-20.3

(ポイント)
*人民元/円は11日ぶりに陰線となったが、その後も底堅い
*年初来高値は20.163
*多くの経済対策を打ち出す
*株価も回復 
*金融政策は穏健
*5月各種PMI、小売、鉱工業生産、貿易、失業率は軒並み改善
*ロシア貿易は活況
*物価は日本同様落ち着いている
*来週はBRICS首脳会議がある
*上海再開、ロックダウン解除
*自動車販売回復
*米は対中関税軽減か
*世界はQUADやIPEFで中国を切り離す
*米銀が2022年の成長見通しを下方修正 中国は5.5%目標堅持

(底堅い人民元、株価も回復、金融は慎重)
先週の金曜日は人民元は対円で11日ぶりに陰線となったが、週足や月足は陽線で底堅く推移してきた。厳しいゼロコロナ政策を緩和し経済活動が正常化しつつある。
上海総合指数は先週、世界の株価が軒並み下落するなかで2.8%上昇した。
金融では人民銀行は6月15日、1年物の中期貸出制度(MLF)を通じて資金をロールオーバーし、市場の予想通り金利を5カ月連続2.85%に据え置いた。

(ロシア貿易)
ロシアへの経済制裁にも加わらずロシアとの貿易も続けており、5月のロシアからの輸入は前年比80%増加している。ロシアの行き場の失った安価な輸出品を受け入れインフレを抑制出来ている。全体の5月の輸出は前年比16.9%増(前月は3.9%増)、輸入は4.1%増(同0.01%)で回復傾向にあり貿易黒字は787.6億ドル(前月511.2億ドル)と拡大した。6月の各種PMIは軒並み改善、インフレも2.1%であり問題はない。

(経済指標は徐々に改善)
*5月鉱工業生産は前年比0.7%増加し、4月の2.9%減からプラスに転じた。
*5月小売売上高は前年比6.7%減少。4月の11.1%減からマイナス幅は縮小した
*1-5月固定資産投資は前年同期比6.2%増加。1-4月は6.8%増だった。
*5月失業率は5.9%と、前月の6.1%から低下した。

製造業・非製造業PMIや輸出・輸入の回復、物価の落ち着きと中国経済は軌道に戻りつつある。

(日本同様、消費者物価は落ち着いている)
 5月の消費者物価は前年同月比2.1%上昇した。伸び率は4月と同じだった。国際商品市況の高騰などをうけて、燃料や食品が値上がりしたためだ。
食品は2.3%上昇し、伸びは4月から0.4ポイント高まった。生鮮果物やイモ類が2割近く上がった。中国人の食卓に欠かせない豚肉は供給過剰が収まり、下落率は21%と、4月(33%)から縮まった。燃料はガソリンや軽油が3割上昇した。
 
5月の卸売物価は前年同月比6.4%上昇した。21年同時期に新型コロナ禍からの経済回復で資源価格も持ち直していた影響で、伸び率は4月の8.0%より鈍化した。
業種別に前年同月比の伸び率をみると、石油・天然ガスが48%、石炭が37%上がった。

テクニカル分析(人民元/円)

高値圏で推移

日足、ボリバン2σ下限から10日連続陽線で雲の上へ、ボリバン2σ上限へ。その後小反落したが高止まりしている。雲の上。5月27日-6月14日の上昇ラインがサポート。4月20日-6月15日の下降ラインが上値抵抗。5日、20日線上向き。
 週足、ボリバン中位から反発している。4月18日週-5月30日週の下降ラインを上抜く。5月23日週-30日週の上昇ラインがサポート。
 月足、4月上ヒゲで5月下落、5月下ヒゲで6月は上昇している。3月-5月の上昇ラインがサポート。雲の上。
年足、21年は大陽線。20年-21年の上昇ラインがサポート。15年-21年の下降ラインを上抜いて22年スタート、ここまで陽線。



チーファンラマ

感染するとこうなる、濃厚接触者が6000人

 北京では、飲食店での食事を禁止する措置が6月6日に解除されたあと、市内中心部にあるバーで160人以上の感染が確認され、当局は再び警戒を強めた。
市は濃厚接触者と判断された人が6000人に上ることから、感染がさらに拡大する可能性が高いとして、朝陽区のバーやカラオケ店などの営業を禁止したほか、13日から区の住民などを対象に3日連続でPCR検査を行うとした。


情報提供元:FX湘南投資グループ
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたしま す。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。 なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、FX湘南投資グループグならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。