2022年5月24日
【ドル/円】：上値の重い展開。下値抵抗にも注意。
ドル/円は十文字の寄せ線で終えてしますが、下ヒゲがより長く下値トライに失敗した影響がより強い形です。この反動で上値トライの動きが期待できますが、トレンドの変化が認められないので買いも慎重に。 129.50超えで終えれば下値リスクがやや後退、逆に127円割れで終えた場合は下落余地がさらに拡がり易くなります。 ドル買いは127.30-40で押し目買い。損切りは126.80で撤退です。ドル売りは1日様子見か128.80-90の吹き値があれば売り向かい。損切りは129.20で浅めに撤退するか、深い場合は“ニュートラル”な状態に戻す129.60に置く必要があります。 日足の上値抵抗は128.50-60，128.90-00，129.40-50に、下値抵抗は127.30-40，127.00-10，126.20-30にあります。
【ユーロ/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は高値圏で引ける陽線引けとなり、上値トライの可能性に繋げていますが、4/21に付けた140.00を基点として上値を切り下げる流れからは上抜け切れていません。137円台で終えるまでは下値リスクにも注意が必要でしょう。買いは135.50-60の押し目待ちとします。損切りは134.80で撤退です。売りは様子見か、137.20に浅い損切りを置くなら、136.80-90で軽く試し売り程度に。上値抵抗は136.80-90，137.40-50，138.10-20に、下値抵抗は、136.10-20に軽い抵抗が、135.50-60，134.60-70に強い抵抗があります。全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯します。逆に137.00超えで終えれば138円台超えにある強い抵抗をトライする動きへ。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは高値圏で引ける陽線引けとなり、この足が実体ベースで1.06台に乗せており、短期トレンドに変化が生じています。また、1.03～1.04の長期的な下値抵抗を守って反発に転じており、5/13に付けた1.0350で底打ち、反転の流れに入ったと見られます。但し、中期トレンドが弱いため1.0810-20の抵抗をしっかり上抜けて越週するまでは下値リスクにも注意が必要です。買いは1.0650台で押し目買い。下値余地を1.0620近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.0580で撤退です。売りは様子見です。1.0730-40，1.0780-90，1.0810-20に、下値抵抗は1.0650-60に軽い抵抗が、1.0620-30，1.0590-00にやや強い抵抗が出来ています。
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