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FX/為替予想「米CPI次第で調整相場入りか!?ドル/円反転に注目!」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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今晩は米CPIに注目です。
前回+8.5%(前年同月比)という結果と比べて、今回の予想は+8.1%という内容です。
米国インフレのピークアウト説が時たま報道されておりますがさすがにそれはまだ時期尚早だと感じます。

しかしながら、直近の米株大崩れ相場を見ていると、少しでもCPIが軟化していた場合、株式市場は過度に反応を示しそうです。
利上げペース鈍化の思惑から買い戻しが進むでしょう。
調整相場が起こるならこのタイミングではないかと考えます。
またCPI軟化の理由としては、原油価格が昨晩100ドルを割り込んできていることが言えるでしょう。

原油価格


CPIの統計値で原油価格の依存度が最も高く、ここが抑え込まれますと、必然的にCPIは世界全体下がっていきます。
サポートラインは93.5ドル付近ですが、ここをも割り込みますと、本当にピークアウトとなるかもしれません。
その場合は、一度、短期的に上昇しすぎたドル高は幾分か解消されると予想します。
これらの仮説を立てて、今週から調整相場狙いのトレードに移行をはじめようと考えました。

目次

▼ユーロ/ドル4時間足
▼ドル/円は下落調整狙い

ユーロ/ドル4時間足

ユーロ/ドル4時間足

本日は先に4時間足からです。
3月末から4月末まで、一方的に下落したユーロ/ドルですが、ここ2週間近くは、ボトム圏でレンジ相場が続いております。
1.05という大台を割り込みつつも、下げ止まったということを考えると、下サイドのストップロスはあまり存在しないのかもしれません。
一旦の反発を期待したロング戦略はありではないかと感じます。
ストップは1.0470がサポートラインですから、1.0450や1.0400割れにストップを置き、上値のターゲットをレンジの上限1.0640付近、第二ターゲットを1.0750付近に設定し、短期的な調整狙いのトレードを個人的には仕掛けてみようと考えております。

このシナリオは今晩の米CPIが予想の+8.1%ではなく、前回の結果+8.5%を下回った場合、個人的には有効ではないかと考えております。
仮に8.0%台を下回るようなことになれば、かなりリスクオン方向で反応するでしょう。
その場合、ドル売り、米株買い、暗号資産買い、長期金利低下など、今までとは真逆の反応を予想します。このシナリオを意識してユーロ/ドルは短期的に買いトレードを狙ってみたいと考えております。

ドル/円は下落調整狙い

ドル/円 4時間足

続いて、ドル/円4時間足です。
今週、直近高値を10銭ほど超えましたが、その後反落しました。ユーロ/ドルと同じく、上サイドにストップロス注文が入っていなかった証拠でしょう。
高いところを買いたいトレーダーもいないようなので、次は下方向へ攻めるターンのように感じます。
フィボナッチ分析をしてみると、38.2%押し水準が127.50円、50%押し水準が126.32円となります。
50%押しはクラスターポイントですので、絶好の買い場となるかもしれません。
また反落しないケースも想定しており、その場合は、天井圏で揉み合いになるかもしれません。
その場合は、高値圏での三角保合いや並行チャネル形成を意識しておきましょう。
決めうちしてトレードできるような相場ではなくなりますので、その場合は静観を中心に、高い位置では戻り売りをコツコツいれて、高値を大きく超えるまではそのスタンスでいくと良いのではないでしょうか。
一方、発表されるCPIの数値が予想以上の場合、再び一旦はドル買いで反応を示すと思います。
しかしながら、それでもまた130円台に戻ってきた場合、買われすぎという判断になります。よって、カウンター下落は大きくなるかもしれません。
結局は調整下落相場に展開される可能性は十分あり得ますので、このパターンも一つ頭に入れておくべきだと思います。
3月、4月のドル買いトレンドは、非常に簡単な上昇相場でした。一定の反動もそろそろあると思いますので、注意が必要ではないでしょうか。
よって、今週後半の個人的な戦略はドル売りの調整トレードを狙っていきたいと思います、ご参考まで。


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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