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ドル/円 上値志向がなお強いと読むが・・・

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今週の注目通貨ペアはこれだ!


■  ドル/円 上値志向がなお強いと読むが・・・ 
先週は、水曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。水曜日の下押しを木曜日の陽線ですぐに跳ね返し、金曜日も小陽線で高く引け、終値ベースで4月28日以来の高値水準を記録しています。先週水曜日から木曜日にかけての値動きで分かるように、少しでも下押しするとすぐに反発してしまう状況を考えると、まだまだ売り方の買い戻し圧力が相当強いのではないかということが想定されます。
移動平均線は、3本とも上昇しました。長期の移動平均線の週間の上昇幅はついに1円を超え、全く手の付けられない状況になっています。実体線の居場所は依然として3本の移動平均線の上方をキープしていて死角なし、ただし、MACDはデッドクロスから若干下向きの動きを継続していて、買い方に警鐘を鳴らしている点には注意が必要です。
今週は、買い先行で臨みたいところです。先週後半の反発の状況を考えると、一気に先週の安値を割り込むような下落を招く可能性は低いのではないでしょうか。一方で、4月28日の戻り高値が射程圏内に入ってきていて、売り方の買い戻しが勢いを増すと一気に戻り高値を更新する可能性もあるような気がします。務めて買われている局面で買いスタンスを取るようにすることが望まれる局面のような気がします。


その他 通貨ペア分析


■ ユーロ/円 下値不安はそれほど大きくないのか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。チャートを見てお分かりのように、週初から実体線が短期・中期の移動平均線に沿った形で小陽線が連なり、取り立てて大きな動きを見せているわけではありません。金曜日も陽線が出現して高く引けてはいますが、これはドル円に釣られた側面が強く、ユーロ円独自の動きからは遠いと考えた方がよいと思います。ただ、高く引けた事実そのものについては評価の対象とすべきではないでしょうか。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。チャートを見る限り、買い先行スタンスでよいように思うのですが、対円の通貨ペアで買いスタンスを取るのであればユーロ円よりもドル円の方が選好される可能性が高いと考えられます。実体線が少し売られて先週の安値を割り込んでくるようだと、買い方・売り方のバランスが一気に崩れてしまう点も注意が必要のように思います。

■ ポンド/円 売り買いの勢力図が反転した可能性も・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週初から少し上値の重い展開が続きましたが、木曜日の陰線で一気に下押しを見せる展開、金曜日は何とか値を保っているものの、これは陽線の出現を見せたドル円・ユーロ円の影響を受けてのことで、ポンド円独自で見ると若干下値不安の大きな形での越週と考えた方がよいかもしれません。
今週は、リスクテイクするのであれば売り先行で臨みたい感じがしています。ただ、ドル円・ユーロ円に引っ張られる可能性を考えると、安易に安いところを叩くと一気に踏まされてしまう展開も予想されるところでしょうか。対円の通貨ペアが全て売りに傾くような局面があれば、ポンド円を真っ先に売りから入る選択が候補に上がってくるような気がします。4月27日の安値を割り込むと、売り買いの勢力図が一気に反転するかもしれません。

■ オージー/円 強いとも弱いとも言えない・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。水曜日の陽線で先々週の高値を一気に超えてきたことから先高感の強い形になりましたが、木曜日の陰線で意気消沈、金曜日も小陰線で下押しを見せ、結局、水曜日のゲインをあっと言う間に失ってしまう形になってしまいました。短期的にはトレンドがなくはないのですが、何とも上も下も動きにくいということなのかもしれません。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。先週水曜日から木曜日にかけての値動きを見る限り、一気に上値追いの動きは期待しにくいかもしれませんが、かと言って下値切り上げの状況に変わりはなく、下値不安もそれほど大きいようには見えません。じっくりと値動きを見定めて、高く引ける、あるいは安く引ける状況を確認した後でリスクテイクしても全く遅くないような気がします。

■ ユーロ/ドル 微妙としか言いようがない・・・ 
先週は、木曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。水曜日の陽線の出現で一気に先々週の取引価格帯へ戻したところを見ると、下値リスクは大きくないようにも思ったのですが、木曜日の陰線の出現で再度下値不安が噴出、金曜日は十字架に近い足形の出現となりましたが、上下ともにそこそこの長さのヒゲを伴っていて、やや中途半端な位置での越週となっています。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。先週の安値を下回ってくるようであればすかさず売りスタンスで臨みたいところですが、1.05台での中途半端な推移を続けるようであれば見送りが賢明のような気がします。高く引けたからといって買いでもない点は間違いのないところで、それは買われているのではなく単に戻しているという評価が妥当と言えそうです。安く引ける状況が実現しない以上は、様子見が賢明ではないでしょうか。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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