ドル/円 13日連続陽線後に陰線引け、130円突破のその先は！
市場の注目点をおさらい、事前にシミュレーションしてFXトレードの準備を行いましょう。
想定されそうなシナリオをイメージしてリスクを低減！
【ドル/円、20年ぶりに130円に接近】
ドル/円は、4月20日に129.40円レベルと20年ぶりの高値を示現しました。4月1日を起点として4月19日まで実に13営業日連続の陽線をつけた後での130円接近となりました。その後は利益確定売りに押されて、128.00円付近まで戻されていますが底堅い動きが続いています。
こうした、歴史的な出来事を喜んでもいられないのがテクニカル分析を手掛ける方々。目先の節目を次々に突破して歴史的な高水準をつけたため、上方向の目ぼしい抵抗帯が見当たらずに悩んでいる声も聞かれます。
【130円のその先は】
現状の水準を踏まえれば、4月20日高値の129.404円、ではその次はと言えば130.00円の大台とここまではそう難しくないでしょう。しかし、その上はと問われると少し戸惑ってしまうかもしれません。
ドル/円月足チャートからは2002年2月安値の131.85円レベル、その次は2002年3月高値（133.88円）と4月高値（133.84円）が並ぶ133.85-90円レベル。さらにその次は、同年1月高値の135.15円と2002年1-3月期の高値や安値が意識されやすそうです。
※ドル/円チャート 月足（出所；Bloomberg）
さすがに、140.00円はまだ距離があると考えますが、今の上昇スピードを踏まえると、現実味がゼロでもなさそうで少し怖いのですが、仮に140.00円を突破した場合、1998年8月高値の147.66円がその上のレベルとして意識されることになりそうです。
※ドル/円 月足データ（出所；Bloomberg）
【ドル/円 4時間足－上 日足-下】
「為替チャート｜米ドル/円（USDJPY）｜60分足」はこちら
「高機能チャート（テクニカル分析)」はこちら
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