読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

FX/為替予想「豪ドル/円、資源高と円安圧力強く約6年7カ月ぶり水準まで上伸!」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/3/24

最新号はコチラ

f:id:gaitamesk:20211203161608p:plain

豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka

目次 

▼今日の豪ドル トレードシナリオ

▼「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・豪2021年第4四半期 消費者物価指数(CPI)は前年比+2.6%(トリム平均)と豪中銀(RBA)の目標レンジ(2~3%)の中央値を突破。

・RBAがCPIのほかに注視するのが賃金指数。この賃金の伸びが前年比3%を超えるのをRBAは目安にしている。2021年第4四半期前年比+2.3%(最新)。

・3月1日のRBA理事会、政策金利は0.10%で据え置き。近い将来の利上げは示唆せず。

・「あと2回四半期CPIを見てインフレ高進の持続を確認したい」(ロウRBA総裁 2月11日の議会経済委員会での発言)。

・ウクライナ情勢への侵攻を受けて、ロシアはSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除される。西側諸国は次々と金融制裁を実施し、ロシアはデフォルト懸念台頭。

・「キャッシュレートの年内引き上げは理にかなうと思う」(ロウRBA総裁 3月9日発言)。

・中国、オリパラ終わり新型コロナ感染者数急増。一部都市ロックダウンにより景気回復に遅れの可能性浮上。

・中国は景気浮揚策を打ち出す方針。

・2月分の豪雇用者数は7.74万人増と大幅増。失業率は4.0%と2008年2月、同年8月に並ぶ13年ぶりの低水準(統計開始史上最低)。

・WTI原油価格はウクライナ情勢への懸念により海外時間に一時1バレル=115ドル台まで上昇(3月23日)。

今日のメインシナリオ

まだ伸びる豪ドル/円、資源高と円安圧力強く約6年7カ月ぶり水準まで上伸!

黒田日銀総裁の円安容認発言ウクライナ情勢の長期化懸念からコモディティ価格が底堅く推移するなど、豪ドルを支える材料が数多い。急ピッチで進んだ円売りへの調整懸念はあるが、日銀は「大規模緩和維持」とRBAや米FRBなどの主要国中央銀行とは真逆の金融政策を採っているため、調整が入っても一時的となりそう。特に豪ドルは資源高やウクライナからの地理的距離(遠い)による利点もあるため、現時点では買われやすい通貨の代表格となっている。懸念事項は中国での新型コロナ感染拡大によるロックダウンと欧州や米国で物価高の影響から消費者心理を表す指標が悪化し始めていることとなる。中国のロックダウンに関しては、他国でのこれまでのオミクロン株の感染経緯を見ると長期化しないと見込んでいる節がある。そのため、ロックダウンが長引くようであれば豪ドルにはネガティブ要因となる。また欧米の消費者心理の悪化が続けば景気後退への危機感が生じてくるが、豪ドルへの影響はもう少し先となりそうだ。

個別の想定シナリオ

■急ピッチで売られてきた日本円の調整買い戻し
⇒豪ドル/円も一旦調整(売り)
⇒日銀と主要国中央銀行の政策金利の差
⇒調整は限定的で、その後は豪ドル/円は買い戻される

■欧米での消費者心理悪化
⇒悪化が続けば、購買意欲減
⇒原油などの需要減により資源価格下落
⇒豪ドルは売られる
※もう少し先の話※

チャート分析

f:id:gaitamesk:20220324082837p:plain

注目材料

ウクライナ情勢
コモディティ価格動向
中国のロックダウン

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに雨。豪ドル/円のRSI、豪ドル/米ドルのストキャスティクスとRSIで8時に売りシグナルが点灯。

f:id:gaitamesk:20220324083222p:plain

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

f:id:navimedia:20200115123814:plain

経済指標カレンダーはコチラ

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。