ルーブルさらなる暴落、ユーロへの影響も懸念 ロシア約100年ぶりのデフォルトとなるか!
注目イベントの結果で、為替市場はどう動く?事前にシミュレーションしてFXトレードの準備を行いましょう。
想定されそうなシナリオをイメージしてリスクを低減!
【ロシア国債の利払い迫る】
3月16日、ロシアでドル建て国債1.17億ドル(210億円)規模の利払いが予定されている。30日の猶予期間はあるが、米欧などの制裁措置による資産凍結などで支払い能力への不安は払しょくされていない。
ロシア政府は支払い義務を履行する姿勢を堅持しているが、実際に支払われるかは不明です。仮に支払うとしても、ロシアのプーチン大統領が3月 5日、非友好国の債権者に対し外貨建て債務の返済をルーブ ル建てで行うことを一時的に認める大統領令にすでに署名しており、ルーブルで支払われる可能性もあります。
これは債務条件の変更にあたり債権者は当然、受け入れないでしょうから、そうなればデフォルトの確率が高まりそうです。明日のロシアの利払いに注目が集まっています。
【ロシアがデフォルトした場合の想定される影響】
【ロシア国内】
・ロシアからの資本流出が一段と加速
・欧米が制裁措置としてロシア中銀の外貨準備利用を制限しているため、ロシアは通貨安防衛の利上げに迫られる可能性
・ロシア国内がハイパーインフレとなり成長鈍化が顕著に
・最終的には、ルーブル安がさらに加速しそう
・欧米が制裁措置としてロシア中銀の外貨準備利用を制限しているため、ロシアは通貨安防衛の利上げに迫られる可能性
・ロシア国内がハイパーインフレとなり成長鈍化が顕著に
・最終的には、ルーブル安がさらに加速しそう
【グローバル】
・ロシアがデフォルトした際のグローバル金融市場への影響は限定
・世界的なシステミックリスクにつながらないとの見方が優勢
・もっとも、ロシアへの対外債務上位国には欧州主要国が並ぶ
・一時的にはユーロ圏の信用リスク高から、ユーロ圧迫の展開も
・世界的なシステミックリスクにつながらないとの見方が優勢
・もっとも、ロシアへの対外債務上位国には欧州主要国が並ぶ
・一時的にはユーロ圏の信用リスク高から、ユーロ圧迫の展開も
※ この文章は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
【ユーロ/ドル 週足】
「高機能チャート(テクニカル分析)」はこちら
PC:https://www.gaitame.com/markets/chart/advanced.html
スマホ:https://www.gaitame.com/markets/chart/advanced_sp.html
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。