FX/為替「ドルクローナは２０２０年５月以来のクローナ安圏」スウェーデンクローナ：マイナー通貨

ドルクローナは２０２０年５月以来のクローナ安圏

　北欧通貨は軟調。スウェーデンは国是を破ってウクライナへの武器供与を決めるなど、ウクライナ情勢への危機感を強めており、市場でも警戒感が強まっている。ドルクローナはスウェーデン中銀（リクスバンク）の緩和姿勢もあって、昨年後半からクローナ安の流れが強まっていたが、その流れがここにきてウクライナ情勢で加速した形に。２月上旬に９．１０ばさみでいったんもみ合った後、先月後半にかけてのクローナ安局面では９．５０が上値目途に。ロシアのウクライナ侵攻を受けて同水準を超えると、ここにきて９．６７台を付ける動きを見せている。

　対円でも売りが厳しく、一時１１円９０銭割れを付けた。先月の１２円７０銭台からの下げがここにきて加速した形。１２円割れでは買いが入る展開が見られたが、しっかりと割り込んできている。

SEKJPY　11.923

　（配信：みんかぶFX　2022/03/02(水) 12:27 ）

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【スウェーデン/円（SEK/JPY）日足】

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