ウクライナ危機巡り、今晩は政治イベント盛りだくさん!
注目イベントの結果で、為替市場はどう動く?事前にシミュレーションしてFXトレードの準備を行いましょう。
想定されそうなシナリオをイメージしてリスクを低減!
ケースごとの取引イメージを膨らませて最善の一手につなげよう!
とはいえ、市場はウクライナ情勢一色とあって、ニュースヘッドラインに一喜一憂する展開が続いている。そこで、本日は先週末から本日のロンドン時間までに流れたニュースと今後の予定をまとめておきたい。
週末から東京タイムにかけて流れたニュース
・米、EU、英、加、ロシアの主要銀行をSWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication;国際銀行間通信協会)から排除
・ロシア中央銀行による外貨準備の阻止
・ロシア政府に関係を持つロシア人によるロシア外金融システムへのアクセスの制限
・制裁対象の個人や企業の資産の凍結などを決定
→SWIFTから排除された銀行は、国際送金が直接できなくなる
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ロシア中銀 通貨ルーブルの下落阻止のため政策金利を9.50%→20.0へ利上げ
・アジア株式市場は総じて小幅高
・為替市場はオセアニアタイムにバタつく場面もあったが、次第に落ち着きを取り戻した。
・欧州の主要株価指数は1%超下げて取引開始
今晩から明日にかけてのイベント予定
・ロシア、非居住者の証券売却を28日から一時禁止
・日本時間18時、ウクライナとロシアの代表団はベラルーシ国境で前提条件なし交渉
・米東部時間28日午前11時15分(日本時間29日午前1時15分)から、ロシアとウクライナを巡り米国が同盟国首脳と会談
・国連総会、ロシアによるウクライナ侵攻について緊急特別会合開催
【結果に対して想定される動き】
・ロシアとウクライナの会談で進展があるのかどうか
→両国の話し合いで進展があればリスクオフの流れが一休み
→なければリスクオフの動きに回帰か
・一連の国際会議でロシアへの経済制裁強化が進むのかどうか
→経済制裁強化されれば、リスクオフ加速への意識が高まる
→経済制裁強化がひとまず見送られれば、安堵感からのリスク回避ムードが一時的に後退
いずれにしても、ヘッドラインでそれまでの相場の流れが急に反対方向へ動きだすことが見込まれるため、気が抜けない相場展開が続きそう。
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【ドル/円 4時間足】
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