豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日の豪ドル トレードシナリオ
ここまでの相場
・豪2021年第3四半期 消費者物価指数は前年比+2.1%(トリム平均)と約6年ぶりにRBAの目標レンジ内に。次回(2021第4四半期分)は1月25日発表。
・RBAは賃金の伸びが3%を超えるのを目安にしている。(現状2.2%)
・1月23日の新型コロナ新規感染者数は約31,660人と減少傾向。
・12月分の豪雇用者数は6.48万人増と歴史的な増加を見せた11月分からは減少したものの、堅調な結果。失業率は4.2%と2008年8月以来13年ぶりの低水準。
・米連邦公開市場委員会(FRB)のタカ派化懸念から米株価の下落には要注意。
・原油価格は、このところの急上昇を背景に利食い売りが強まったが、中東情勢の悪化やオミクロンの影響軽微などから原油供給に逼迫懸念もあり底堅い。
・ウクライナ情勢は「いつロシアの攻撃が始まってもおかしくない状況」。
・NYダウ平均は米国の金融政策引き締め加速への警戒感から6日連続で下落。
今日のメインシナリオ
軟調に推移する株価が豪ドル円の足を引っ張る。豪ドル買い要因は少ない。
米国株は米金融引き締め加速への懸念から引き続き軟調な動きとなりそう。日経平均もダウ平均株価6日続落の影響や、日本の新型コロナ新規感染者数の急増を受けて下落が予想される。原油価格は中東情勢の悪化懸念や今後の供給ひっ迫懸念が残っており、引き続き底堅い動きが予想される。これにより豪ドルは日米株価下落の影響から上値の重い展開が予想される一方で、底堅い値動きをする原油価格が豪ドルの下値を支える要因となりそうだ。週末に大事が起きなかったウクライナ情勢だが、市場は警戒感を解いていない。引き続き豪ドルの上値を抑えるリスク要因となりそうだ。
個別の想定シナリオ
■日米株価下落懸念(米金融引き締め加速、ウクライナ情勢への警戒、日本の新規感染者数急増)
⇒リスクセンチメントに敏感な豪ドルは売られやすい
⇒豪ドル円の上値は重い
■中東情勢や供給ひっ迫懸念で原油価格上昇
⇒コモディティ価格もつれ高
⇒豪ドル円にとっては支援材料
チャート分析
注目材料
日米株価動向と原油価格
ウクライナ情勢
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル円、豪ドル米ドルともに晴天。豪ドル円のRSIは22日6時に買いサインが点灯しているが、週末を跨いだため一旦リセットか。
【情報提供:外為どっとコム】
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- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
豪ドル ちょい足し情報
ある銀行がまとめたランキングでは世界の富裕層(資産100万ドル以上)の人気移住先は5年連続でオーストラリアとのこと。治安の良さや居住環境面、主要言語が英語と言うのが主な理由。特にシドニーやメルボルンと言った東海岸側の大都市が好まれている模様。ちなみに、富裕層に人気の観光先で日本は2位となった(1位はエジプト)。
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