ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日のポンド トレードシナリオ
ここまでの相場
・北アイルランド議定書を巡る不透明感は潜在的リスクとして残っている。
・英国内では1日約8.8万人の新型コロナ新規感染者数(12/15~21の1週間平均)だが、
「クリスマス前の規制はない」(ジョンソン首相)
・12月16日BOEは市場予想に反して0.15%の利上げ。
・ウクライナ情勢への地政学リスク懸念。
・オミクロン株警戒感の後退。
今日のメインシナリオ
感染者数増加もクリスマス前の規制導入は否定
英国内での新型コロナ感染者数は一日約9万人ずつ増加しているが、既存・新規ワクチンのオミクロン株への有効性を巡るポジティブな見解が市場のリスク回避姿勢を和らげている。ただ、市場参加者がクリスマス休暇に入っており、ドル円はFOMC後の高値を上抜けるほどのパワーはない。そのためポンド円をはじめとしたクロス円の上値も限定的となりそうだ。個別の想定シナリオ
■英国内の新型コロナ感染者数大幅増も、ワクチン効果にポジティブな見解
⇒経済停滞懸念はあるものの、過度な懸念は後退
⇒ポンドは買い戻されやすい
⇒ポンド円も底堅い動き
■クリスマス休暇で欧米の市場参加者減少
⇒欧州時間以降は様子見ムードが強まる
⇒ドル円はFOMC後の高値(114.266円)を上抜けるパワーなし
⇒クロス円もドル円の影響を受ける
⇒ポンド円の上昇幅も限定的
チャート分析
注目材料
英・第3四半期GDP(確報値)
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円、ポンド/ドルともに売り示唆が多かった。オシレーター系のストキャスティクス、RSIは本日昼前後に売りシグナルが点灯。
【情報提供:外為どっとコム】
<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>
- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
- ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
ポンド ちょい足し情報
英国内の新型コロナ感染者数が大幅に増加しているが、政府はクリスマス前の行動規制導入は否定。政治的な判断の気配もチラホラ。さらに感染後の隔離期間を10日から7日に短縮する模様。これは働き手不足対応らしいが…
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