2021年11月19日
【ドル/円】:上値余地を探る動き。
ドル/円は小陽線で続落を食い止めています。上昇エネルギーの強いものではありませんが、114.00-10の日足の抵抗を守って終えており、上値トライの可能性に繋げています。 日足が114.70超えで終えれば、来週以降も上値トライの流れが継続、115.50-60の抵抗をクリアした場合は一段のドル上昇に繋がり易くなります。逆に、113.40-50に日足、週足の抵抗がありますが、これを下抜けて終えた場合は下値リスクがやや高くなります。112.90-00,112.50-60の抵抗を全て下抜けた場合は、調整局面入りとなり、111~112円ゾーンの足元を固め直す動きへ。 ドル買いは114.00-10で押し目買い。損切りは113.70で浅めに一旦撤退です。ドル売りは114.70-80の戻り待ちとします。損切りは115.10で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は114.70-80,115.00-10,115.50-60に、下値抵抗は114.00-10,113.40-50,113.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上値余地が限られる展開。戻り売り方針継続。
ユーロ/円は前日の下げ幅を切り返す陽線が出て続落を食い止めています。トレンドの弱さに変わりありませんが、128.80-90に週足の抵抗があり、これを割り込んで越週しない限り、突っ込み売りにも注意が必要でしょう。買いは様子見か128.80-90の押し目があれば買い狙い。損切りは128.40で撤退です。売りは上値余地が若干拡がる可能性が生じているので1日様子を見るか130.20-30で戻り売り。損切りは130.60で浅めに一旦撤退です。上値抵抗は130.20-30,130.70-80,131.10-20に、下値抵抗は、129.00-10,128.70-80,128.40-50にあります。短期トレンドは131.50超えに値を戻せば“ニュートラル”な状態に戻しますが、132円台で終えるまでは下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】:上値抵抗を抜けきれない可能性。戻り売り方針変わらず。
ユーロ/ドルは陽線引けとなり、反発余地を探る動きに繋げています。トレンドの弱さに変わりありませんが、高値引けの陽線は翌日下げ渋る傾向にあるので、今日の売りは1日様子見か1.1380-90で軽く売って1.1430で一旦撤退です。上値抵抗は1.1380-90,1.1420-30に、下値抵抗は1.1340-50に軽い抵抗が、1.1290-00,1.1230-40に強い抵抗があります。短期トレンドは1.1500超えに値を戻せば“ニュートラル”な状態に変化しますが、1.1650超えで終えない限り下値リスクを残します。
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