2021年10月5日
【ドル/円】：上値の重い展開。ドルの押し目買い方針変わらず。
ドル/円は小幅続落となりました。上値トライにも失敗した形ですが、短期トレンドが強い状態を保っており、調整下げの範囲内にあります。今日の押しは一旦買い場となりそうです。短期トレンドは110.00割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが、109円割れで終えない限り“弱気”に変化しません。一方で、週足が上値トライに失敗した形で終えており、112.00超えで終えない限り、ドルの急反発にも繋がり難い状態です。 若干下押す可能性が高いので、ドル買いは1日様子見か、110.60-70で押し目買い。損切りは110.20で撤退です。ドル売りは111.70-80の戻り待ちとします。損切りは112.10で撤退です。 日足の上値抵抗は111.40-50，111.90-00，112.50-60に、下値抵抗は110.60-70，110.20-30，110.00-10にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開。強い下値抵抗にも注意、
ユーロ/円は上ヒゲがやや長く実体の小さい陽線引けとなりました。128.50-60の下値抵抗を守っていますが、上値トライにも失敗しており、下値リスクを残した状態です。買いは128.40-50で押し目買い。下値余地を128.10近辺まで見て置く必要があります。損切りは127.80で撤退です。売りは1日様子見です。上値抵抗は129.40-50，129.80-90，130.20-30に、下値抵抗は128.50-60，128.00±10銭にあります。130.30超えで終えるか130.50-60の抵抗をクリアすれば一段の上昇に繋がり易くなります。逆に128円割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは小幅続伸。上値余地を探る動きに繋げていますが、1.1640-50の軽い上値抵抗にもぶつかっており、上昇余力に欠けるものです。1.1600±10ポイントの下値抵抗を守っていますが、週足の形状がまだ弱く下値リスクにより警戒が必要でしょう。買いは様子見です。或いは1.1560-70の押し目待ち。損切りは1.1540で浅めに撤退です。売りは1.1640-50で再度戻り売り。損切りは1.1700で撤退です。上値抵抗は1.1640-50，1.1680-90に、下値抵抗は1.1560-70，1.1490-00にあります。短期トレンドは1.18台を回復して終えない限り変化しません。
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